2025年5月29日 23時54分
アジレントが決算受け上昇 通期の売上高見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間10:53)(日本時間23:53)
アジレント<A> 114.72(+3.84 +3.46%)
ライフサイエンスや応用化学分野の研究に用いる機器・ソフトウェアを手掛けるアジレント・テクノロジー<A>が上昇。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第3四半期の1株利益の見通しは予想を下回ったものの、売上高は予想を上回り、通期の売上高見通しも上方修正している。
同社は今回の決算でコスト最適化施策「Ignite」の進捗を強調。2025年の関税影響を5000万ドルと見積、調達先変更や価格調整で対応可能とした。
第3四半期見通しは予想を下回ったものの、前半の好調を踏まえた慎重姿勢との評価もアナリストから出ている。米国のバイオ医薬品への需要は低調ながら、段階的な回復を維持しているという。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.31ドル(予想:1.27ドル)
・売上高:16.7億ドル 6.0%増(予想:16.3億ドル)
ライフサイエンス・診断:6.54億ドル
アジレント・クロスラボ:7.13億ドル
応用:3.01億ドル
(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.35~1.37ドル(予想:1.40ドル)
・売上高:16.5~16.8億ドル(予想:16.5億ドル)
(通期見通し)
・売上高:67.3~68.1億ドル(従来:66.8~67.6億ドル)(予想:67.3億ドル)
・1株利益(調整後):5.54~5.61ドルを維持(予想:5.55ドル)
【企業概要】
米国内外で、ライフサイエンスや応用化学分野の研究に用いる機器・ソフトウェア・サービス・消耗品を提供する。各研究の用途に特化した機器を提供し、液体クロマトグラフィー質量分析システム、誘導結合プラズマ質量分装置、細胞イメージングシステム、サンプルトラッキング用ラボソフトウェア等を扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アジレント<A> 114.72(+3.84 +3.46%)
ライフサイエンスや応用化学分野の研究に用いる機器・ソフトウェアを手掛けるアジレント・テクノロジー<A>が上昇。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、第3四半期の1株利益の見通しは予想を下回ったものの、売上高は予想を上回り、通期の売上高見通しも上方修正している。
同社は今回の決算でコスト最適化施策「Ignite」の進捗を強調。2025年の関税影響を5000万ドルと見積、調達先変更や価格調整で対応可能とした。
第3四半期見通しは予想を下回ったものの、前半の好調を踏まえた慎重姿勢との評価もアナリストから出ている。米国のバイオ医薬品への需要は低調ながら、段階的な回復を維持しているという。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.31ドル(予想:1.27ドル)
・売上高:16.7億ドル 6.0%増(予想:16.3億ドル)
ライフサイエンス・診断:6.54億ドル
アジレント・クロスラボ:7.13億ドル
応用:3.01億ドル
(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.35~1.37ドル(予想:1.40ドル)
・売上高:16.5~16.8億ドル(予想:16.5億ドル)
(通期見通し)
・売上高:67.3~68.1億ドル(従来:66.8~67.6億ドル)(予想:67.3億ドル)
・1株利益(調整後):5.54~5.61ドルを維持(予想:5.55ドル)
【企業概要】
米国内外で、ライフサイエンスや応用化学分野の研究に用いる機器・ソフトウェア・サービス・消耗品を提供する。各研究の用途に特化した機器を提供し、液体クロマトグラフィー質量分析システム、誘導結合プラズマ質量分装置、細胞イメージングシステム、サンプルトラッキング用ラボソフトウェア等を扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース