2025年5月29日 11時53分
株価指数先物【昼】 トランプ関税の違法判断報道でアルゴ発動
日経225先物は11時30分時点、前日比650円高の3万8350円(+1.72%)前後で推移。寄り付きは3万8250円と、シカゴ日経平均先物(3万7870円)を大きく上回る形から、買い先行で始まった。現物の取引開始直後につけた3万8120円を安値に上げ幅を広げており、終盤にかけて3万8400円まで買われた。
エヌビディア<NVDA>が決算評価から時間外取引で5%近く上昇したことが安心感につながるなか、取引開始直前には「トランプ米大統領の関税措置を巡り、米国際貿易裁判所が違法の判断を下した」との一報が伝わった。為替市場では円相場が1ドル=145円台後半と円安に振れたことで、これがトリガーになる形でアルゴリズムが発動したとみられ、ショートカバーの動きが強まった。
ボリンジャーバンドの+1σ(3万8020円)を上抜ける形となり、+2σ(3万9080円)とのレンジが意識されてきた。週足では52週移動平均線(3万7850円)や+1σ(3万7870円)を突破したことで一段のリバウンドが意識されやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で13.65倍に上昇して推移。足もとで上値を抑えられていた25日線(13.64倍)を上回ってきたことで、NTショートを巻き戻す動きが入りやすくなったとみられる。
株探ニュース
エヌビディア<NVDA>が決算評価から時間外取引で5%近く上昇したことが安心感につながるなか、取引開始直前には「トランプ米大統領の関税措置を巡り、米国際貿易裁判所が違法の判断を下した」との一報が伝わった。為替市場では円相場が1ドル=145円台後半と円安に振れたことで、これがトリガーになる形でアルゴリズムが発動したとみられ、ショートカバーの動きが強まった。
ボリンジャーバンドの+1σ(3万8020円)を上抜ける形となり、+2σ(3万9080円)とのレンジが意識されてきた。週足では52週移動平均線(3万7850円)や+1σ(3万7870円)を突破したことで一段のリバウンドが意識されやすいだろう。
NT倍率は先物中心限月で13.65倍に上昇して推移。足もとで上値を抑えられていた25日線(13.64倍)を上回ってきたことで、NTショートを巻き戻す動きが入りやすくなったとみられる。
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