（NY時間15:24）（日本時間04:24）
ブロック<XYZ>　61.78（+3.04　+5.18%）

　決済サービスのブロック<XYZ>が上昇。同社のスクエアＰＯＳ端末を利用する企業がビットコインでの支払いを受け付けられる新機能を導入すると発表した。規制当局の承認を条件に年後半に段階的に導入を開始し、２０２６年までにすべての対象販売業者に拡大される見込み。

　顧客がビットコインで支払いを希望する場合、決済時にＱＲコードをスキャンして支払いを開始し、ライトニングネットワーク経由で処理される。

　この新たなサービスは、同社のビットコイン関連製品ラインナップに追加される。同社のスクエア端末は、全国の小規模小売店が決済を受け付けるのを支援するツールとして知られている。

　２０２４年、同社は小売店が日次売上の一部を即時ビットコインに換金できるツールをリリースした。同社はまた、人気のあるピア・ツー・ピア決済アプリ「キャッシュ・アップ」を通じて、ビットコインの購入、売却、送金もサポートしている。

　旧ツイッターの創業者ドーシー氏が率いる同社は、プロ―ト・ブランドの下でビットコインのマイニング製品シリーズの開発を進めており、自己管理型ビットコイン・ウォレット「ビットキー」も提供している。また、ビットコインの採用を促進するオープンソースプロジェクトの構築と資金提供を行う「スパイラル」も支援。

【企業概要】
　米国・カナダ・日本など幅広い地域のサービス・食品関連・小売などの多様な個人事業主から多店舗企業と幅広い規模の販売者向けに、ソフトとハードウェアに金融サービスを組み合わせ販売者を支援するコマースエコシステムと決済サービスを提供する。また、個人向けの金銭管理Cash Appも提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース