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    2025年5月21日 22時48分

    ロウズが決算 消費者が住宅関連支出を維持 株価は下げに転じる=米国株個別

    (NY時間09:45)(日本時間22:45)
    ロウズ<LOW> 227.68(-3.57 -1.54%)

     ホームセンター2位のロウズ・カンパニーズ<LOW>が取引開始前に2-4月期(第1四半期)決算を発表し、既存店売上高の減収が予想ほど膨らまなかったほか、1株利益も予想を上回った。通期については従来見通しを維持している。

     今回の決算は、消費者心理の悪化と経済の混乱にもかかわらず、消費者は住宅関連支出を維持したことが示された。既存店売上高の減収は、第1四半期初めの悪天候の影響。ただ、オンライン販売の伸びと業者向け部門の貢献で一部相殺されている。

     多くの消費者は高金利のため大規模なリホームは先送りしているが、小規模なものは実施している。これにより、ホームセンター企業の決算は予想とほぼ一致か、それ以上の結果を報告している。

     住宅関連商品は、多くの製品が海外から調達されているため、関税の影響を受けやすい上、需要が価格に敏感な選択的消費に分類されるため、特に脆弱。米住宅市場の減速が続く中、同社は業者向けの商品ラインナップの強化と、オンライン事業への投資に注力している。

     ただ、株価は上昇して始まったものの、直ぐに戻り売りに押され下げに転じている。

    (2-4月・第1四半期)
    ・既存店売上高:1.7%減(予想:2.0%減)
    ・1株利益:2.92ドル(予想:2.88ドル)
    ・売上高:209.3億ドル 2.0%減(予想:209.3億ドル)
    ・粗利益率:33.4%(予想:33.2%)
    ・総拠点数:1750店(予想:1750店)
    ・小売店舗面積:1.953億平方フィート(予想:1.953億平方フィート)

    (通期見通し)
    ・既存店売上高:0~1%増を維持(予想:0.6%増)
    ・1株利益:12.15~12.40ドルを維持
    ・売上高:835~845億ドルを維持(予想:843億ドル)

    【企業概要】
     米国各地の店舗で建築資材を販売し、ホームデコレーション、修繕、修理、改築、不動産管理関連の製品を網羅する住宅関連用品小売り会社。ホームセンター運営会社。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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