2025年5月15日 23時46分
ディアが決算受け上昇 見通し下方修正も懸念ほど悲惨ではないとの評価=米国株個別
(NY時間10:46)(日本時間23:46)
ディア<DE> 522.00(+24.50 +4.92%)
農業機械のディア<DE>が上昇。取引開始前に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の純利益の見通しを下方修正している。市場環境の変化を受けて想定レンジを下方に拡大したとしている。売上高については従来と変わらない見通しを示した。
今回の見通しには5月13日時点で発効している世界的な輸入関税の影響を反映させているが、今後導入される可能性のある関税の影響は含まれていないという。
同社は声明で「今後10年に渡り、米国の中核市場への投資を継続し、革新と成長への取り組みを強調しながら、世界市場でのコスト競争力維持に注力する」と述べた。
アナリストは「最新のガイダンスは懸念されていたよりも悲惨ではない。株価はポジティブに反応すると予想している」と評した。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益:6.64ドル(予想:5.57ドル)
・売上高:127.6億ドル 16%減(予想:124.2億ドル)
生産・精密農業:52.3億ドル 21%減(予想:49.6億ドル)
小型農業・芝生:29.9億ドル 6%減(予想:28億ドル)
建設・林業:29.5億ドル 23%減(予想:30.6億ドル)
その他:2.07億ドル 10%減(予想:2.36億ドル)
・金融サービス純利益:1.61億ドル(予想:1.58億ドル)
(通期見通し)
・純利益:47.5~55億ドル(従来:50~55億ドル)(予想:50.8億ドル)
・売上高
生産・精密農業:15~20%減(従来と変わらず)
小型農業・芝生:10~15%減(従来:約10%減)
建設・林業:10~15%減(従来と変わらず)
・金融サービス純利益:約7.5億ドル(予想:7.0億ドル)
【企業概要】
米国内外において、トラクター、コンバイン、収穫機、土壌改良機、播種機などの農業機械を製造・販売する。また、酪農・家畜用機器や芝生用機器の他、土木・建設用機器も取扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ディア<DE> 522.00(+24.50 +4.92%)
農業機械のディア<DE>が上昇。取引開始前に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の純利益の見通しを下方修正している。市場環境の変化を受けて想定レンジを下方に拡大したとしている。売上高については従来と変わらない見通しを示した。
今回の見通しには5月13日時点で発効している世界的な輸入関税の影響を反映させているが、今後導入される可能性のある関税の影響は含まれていないという。
同社は声明で「今後10年に渡り、米国の中核市場への投資を継続し、革新と成長への取り組みを強調しながら、世界市場でのコスト競争力維持に注力する」と述べた。
アナリストは「最新のガイダンスは懸念されていたよりも悲惨ではない。株価はポジティブに反応すると予想している」と評した。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益:6.64ドル(予想:5.57ドル)
・売上高:127.6億ドル 16%減(予想:124.2億ドル)
生産・精密農業:52.3億ドル 21%減(予想:49.6億ドル)
小型農業・芝生:29.9億ドル 6%減(予想:28億ドル)
建設・林業:29.5億ドル 23%減(予想:30.6億ドル)
その他:2.07億ドル 10%減(予想:2.36億ドル)
・金融サービス純利益:1.61億ドル(予想:1.58億ドル)
(通期見通し)
・純利益:47.5~55億ドル(従来:50~55億ドル)(予想:50.8億ドル)
・売上高
生産・精密農業:15~20%減(従来と変わらず)
小型農業・芝生:10~15%減(従来:約10%減)
建設・林業:10~15%減(従来と変わらず)
・金融サービス純利益:約7.5億ドル(予想:7.0億ドル)
【企業概要】
米国内外において、トラクター、コンバイン、収穫機、土壌改良機、播種機などの農業機械を製造・販売する。また、酪農・家畜用機器や芝生用機器の他、土木・建設用機器も取扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース