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    2025年5月15日 23時30分

    コアウィーブが決算受け下落 第2四半期の営業利益見通しが予想下回る=米国株個別

    (NY時間10:29)(日本時間23:29)
    コアウィーブ<CRWV> 63.64(-3.82 -5.66%)

     AI向けクラウドサービスを手がけるコアウィーブ<CRWV>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益の赤字が予想以上だった。ただ、株価は下落。第2四半期の営業利益見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。

     顧客ニーズに対応するため、一部の投資を前倒ししていることが響いた。同社は需要に対応するため一部の設備投資計画を加速させており、今年度の設備投資が200億―230億ドルになると予想している

     ただ、不確実性などからIT投資が減速するとの懸念が広まっているにもかかわらず、今回の同社の決算は、AI投資が引き続き加速するとの見方を支援している。

     アナリストからは前向きな見解も出ており、顧客のインフラ構築の加速は同社の支払利息と25年度の設備投資額の大幅な増加を伴う。一方、最も要求の厳しい生成AIユーザーからの大型契約の獲得は2028年には3600億ドルを超えると推定しており、それはビジネスチャンスに対する同社の強力なポジショニングを証明するものだ」と述べている。

    (1-3月・第1四半期)
    ・売上高:9.82億ドル(予想:8.62億ドル)
    ・1株損益:1.49ドルの赤字(予想:0.26ドルの赤字)
    ・EBITDA(調整後):6.06億ドル(予想:5.70億ドル)

    (4-6月・第2四半期見通し)
    ・売上高:10.6~11億ドル
    ・営業利益(調整後):1.4~1.7億ドル(予想:1.92億ドル)
    ・設備投資:30~35億ドル

    (通期見通し)
    ・売上高:49~51億ドル
    ・営業利益(調整後):8.0~8.3億ドル
    ・設備投資:200~230億ドル

    【企業概要】
     独自のソフトウェアとクラウドサービスで構成されるプラットフォームで、最先端のインフラストラクチャを大規模に設計・構築・運用・監視する複雑さを管理して、AIワークロードに高いパフォーマンスと効率を提供する。統合型クラウドサービスは、最先端のコンピュート、ネットワーキング、ストレージを提供。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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