ＭＳＣＩは前日引け後に、ＭＳＣＩ・ＡＣＷＩ指数の組入銘柄の入れ替えを発表。３０銘柄を追加し、６１銘柄を除外するとした。５月３０日の取引終了時点で実施する。日本株ではＩＨＩとサンリオが追加され、セイコーエプソンと安川電機が除外される。

　ＭＳＣＩ・ＡＣＷＩ指数は、ＭＳＣＩ世界指数とＭＳＣＩ新興市場指数を合わせた先進国および新興国・地域の中・大型株で構成する。

　ＭＳＣＩ世界指数に追加される銘柄のうち、時価総額上位３銘柄は、アイルランドの格安航空ライアンエア、 オーストラリアの薬局チェーン運営のグマ・ヘルスケア、英ブリティッシュ・エアウェイズ（ＢＡ）などを傘下に置くＩＡＧとなる。ＭＳＣＩ新興市場指数にはＵＡＥのＡＤＮＯＣガス、ドバイ電力水道局、中国の四川百利天恒薬業などが追加される。

　指数の６割以上のウェートを占める米国株には変化なし。

株探ニュース