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    2025年5月14日 15時53分

    話題株ピックアップ【夕刊】(2):Jエレベータ、日本アビオ、ディスコ

    ■Jエレベータ <6544>  3,670円  +415 円 (+12.8%)  本日終値
     ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>は大幅高。13日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を前期比11.4%増の550億円、営業利益を同15.9%増の100億円と発表。前期に続き最高益を更新する見通しを示しており、これを評価した買いが集まっている。マンションストック戸数やオフィスビル供給量の増加が追い風になる見込み。配当予想は未定(前期31円)とした。同時に発表した25年3月期決算は売上高が前の期比17.0%増の493億7500万円、営業利益が同26.4%増の86億2400万円だった。

    ■ダイキョーニシカワ <4246>  646円  +73 円 (+12.7%)  本日終値
     13日に発表した「6.0%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
     発行済み株式数(自社株を除く)の6.0%にあたる425万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月14日から10月31日まで。取得した自社株は11月28日付で全て消却する。

    ■日本アビオニクス <6946>  3,295円  +372 円 (+12.7%)  本日終値
     日本アビオニクス<6946>が高値圏もみ合いを一気に上放れ2週間ぶりに年初来高値を更新。時価はバブル期の1990年以来約35年ぶりの高値圏に突入している。防衛・産業用機器メーカーで、防衛装備品ではレーダー装置などをはじめとする電子機器など陸・海・空の自衛隊向けで実績が高い。日本では防衛予算枠の拡大を背景に同関連株への注目度が高まっているが、同社は防衛業界の双璧であるNEC<6701>と三菱重工業<7011>を主要販売先とし、株式市場でもここにきて頭角を現している。13日取引終了後に発表した25年3月期決算で営業利益は前の期比28%増の27億9600万円と大幅な伸びを達成。更に26年3月期についても同利益は前期比14%増の32億円予想と2ケタ成長が続く見通しだ。年間配当も前期実績に4円上乗せとなる10円を計画している。好決算発表を受け改めて物色人気が高まった。

    ■レイズネクスト <6379>  1,685円  +184 円 (+12.3%)  本日終値
     レイズネクスト<6379>が後場に買われ、200日移動平均線を上抜けた。14日午後2時、25年3月期配当の増額修正と株主優待制度の導入を発表しており、材料視されたようだ。3月31日を基準日とする前期の期末配当について、従来の予想から16円増額し56円(年間配当は91円)で決定した。26年3月期の年間配当予想も91円とする。また3月末日と9月末日において400株以上を保有する株主を対象とした株主優待制度を導入。5000種類以上の商品から株主が贈呈品を選ぶことができる特設ウェブサイトにおいて利用できる優待ポイントを保有株式数に応じて贈呈する。長期保有特典も用意した。26年3月期の売上高は前期比微増の1575億円、最終利益は同微減の81億円を計画。加えて中期経営計画も公表し、最終年度となる29年3月期の最終利益を93億円などとする経営目標を掲げた。

    ■山一電機 <6941>  2,425円  +245 円 (+11.2%)  本日終値
     13日に決算を発表。「今期経常は3%増益、1円増配へ」が好感された。
     山一電機 <6941> [東証P] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比2.6倍の76.8億円に急拡大し、26年3月期も前期比2.7%増の79億円に伸びる見通しとなった。
      ⇒⇒山一電機の詳しい業績推移表を見る

    ■ディスコ <6146>  37,030円  +3,710 円 (+11.1%)  本日終値
     ディスコ<6146>が3000円を超える上昇で75日移動平均線との下方カイ離を遂に解消した。また、アドバンテスト<6857>もほぼ400円高で同じく75日線へのキャッチアップを果たしている。前日の米国株市場では半導体関連株が買われたが、特にAI用半導体大手のエヌビディア<NVDA>が5.6%高に買われるなど急速人気化した。サウジアラビア政府系ファンド傘下のAI関連企業との提携を材料視されたものだが、時間外取引でも一段と買われており、株価のトレンド転換を示唆している。東京市場でもこの流れに乗っている。市場では「国内の年金売りが観測される一方で、CTAなど海外ファンド系の買いが受け皿として機能し、米株市場に追随して東京市場も半導体セクターがようやく日の目を見る状況となってきた」(中堅証券ストラテジスト)という声が聞かれる。

    ■アイスタイル <3660>  532円  +52 円 (+10.8%)  本日終値
     13日に決算を発表。「7-3月期(3Q累計)経常が89%増益で着地・1-3月期も77%増益」が好感された。
     アイスタイル <3660> [東証P] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年6月期第3四半期累計(24年7月-25年3月)の連結経常利益は前年同期比88.8%増の25.3億円に拡大し、通期計画の29億円に対する進捗率は87.4%に達し、さらに前年同期の78.0%も上回った。
      ⇒⇒アイスタイルの詳しい業績推移表を見る

    ■雪印メグミルク <2270>  2,830円  +253 円 (+9.8%)  本日終値
     雪印メグミルク<2270>が急反発。午前11時ごろ、上限を1000万株(発行済み株数の14.78%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視された。取得期間は5月15日から来年3月13日までで、市場買い付けのほか、東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けで取得する。同時に発表した26年3月期連結業績予想は、売上高6400億円(前期比3.9%増)、営業利益190億円(同0.7%減)、純利益300億円(同2.2倍)を見込む。4月に実施した価格改定効果もあって乳製品は伸長を見込むものの、飲料・デザート類などの苦戦を見込む。なお、25年3月期決算は、売上高6158億1900万円(前の期比1.7%増)、営業利益191億2500万円(同3.6%増)、純利益139億400万円(同28.4%減)だった。同時に、31年3月期に営業利益350億円を目指す中期経営計画を発表した。海外展開の強化やチーズの徹底拡大、重点機能性商品の成長、代替食品の拡充などに取り組むとしている。

    ■宝ホールディングス <2531>  1,245.5円  +107 円 (+9.4%)  本日終値
     13日に発表した「1.54%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
     発行済み株式数(自社株を除く)の1.54%にあたる300万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月15日から6月30日まで。

    ■丸井グループ <8252>  3,079円  +253 円 (+9.0%)  本日終値
     13日に決算を発表。「今期経常は5%増益、25円増配へ」が好感された。
     丸井グループ <8252> [東証P] が5月13日大引け後(15:30)に決算を発表。25年3月期の連結経常利益は前の期比2.9%増の399億円になり、26年3月期も前期比5.2%増の420億円に伸びる見通しとなった。4期連続増収、5期連続増益になる。
      ⇒⇒丸井グループの詳しい業績推移表を見る
     同時に発表した「5.57%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
     発行済み株式数(自社株を除く)の5.57%にあたる1000万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月1日から11月15日まで。また、5月30日付で2500万株の自社株を消却する。

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