2025年5月13日 23時34分
米大手銀エコノミスト、米景気後退予測を撤回 米中貿易合意を受け
米大手銀のエコノミストは米中の暫定的な貿易合意を受けて、米経済成長見通しを引き上げ、これまでの今年は景気後退に陥るとの予測を撤回した。
トランプ政権が中国に対して課した過酷な関税の一部を緩和したことは、今年中に米経済が景気後退に陥るリスクを軽減するとおしている。景気後退リスクは依然として高いが、現在は50%を下回っているという。
また、今年の米GDP見通しを前回の0.2%から0.6%に上方修正し、FRBが主に参照しているコアPCE価格指数に基づくインフレ見通しも従来の4.0%から3.5%に修正している。
同エコノミストは、年後半に雇用の緩やかな縮小を予想。労働需要が供給よりもさらに鈍化すると見込まれるためだとしている。最新の労働市場の見通しは、雇用リスクを抑制するための即時的な措置の必要性を緩和しているという。なお、FRBについては、利下げ再開の時期を従来の9月から12月に先送りする見通しだとも述べた。
株探ニュース
トランプ政権が中国に対して課した過酷な関税の一部を緩和したことは、今年中に米経済が景気後退に陥るリスクを軽減するとおしている。景気後退リスクは依然として高いが、現在は50%を下回っているという。
また、今年の米GDP見通しを前回の0.2%から0.6%に上方修正し、FRBが主に参照しているコアPCE価格指数に基づくインフレ見通しも従来の4.0%から3.5%に修正している。
同エコノミストは、年後半に雇用の緩やかな縮小を予想。労働需要が供給よりもさらに鈍化すると見込まれるためだとしている。最新の労働市場の見通しは、雇用リスクを抑制するための即時的な措置の必要性を緩和しているという。なお、FRBについては、利下げ再開の時期を従来の9月から12月に先送りする見通しだとも述べた。
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