2025年5月13日 22時55分
ボーイングが4日続伸 中国が納入拒否の指示解除=米国株個別
(NY時間09:53)(日本時間22:53)
ボーイング<BA> 203.54(+5.01 +2.52%)
ボーイング<BA>が4日続伸。同社は、米中貿易摩擦の影響を受け易い銘柄としてみなされているが、本日、中国当局が同社の航空機の納入を拒否するよう求めた国内航空会社への指示を約1カ月ぶりに解除したと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
中国当局は今週に入り、国内航空会社と政府機関に対し、米国製航空機の受け取りを再開できるとの通達を出し始めたという。航空会社がそれぞれの納期と条件で航空機の受け取りを準備できる裁量が与えられたという。
しかし、米中貿易戦争が3カ月の猶予期間中に解決しない場合、納入再開は短命に終わる可能性がある。停止措置の解除によって納入再開に道が開かれたが、中国の航空会社が必要な航空機をどの程度早く受け取れるかはなお見通せないとも伝えている。
同社は今年、中国に約50機の納入を予定しており、停止解除により新たな買い手を探す時間とコストを節約できるほか、航空会社への引き渡しに伴い相当額の支払いも保証される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ボーイング<BA> 203.54(+5.01 +2.52%)
ボーイング<BA>が4日続伸。同社は、米中貿易摩擦の影響を受け易い銘柄としてみなされているが、本日、中国当局が同社の航空機の納入を拒否するよう求めた国内航空会社への指示を約1カ月ぶりに解除したと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
中国当局は今週に入り、国内航空会社と政府機関に対し、米国製航空機の受け取りを再開できるとの通達を出し始めたという。航空会社がそれぞれの納期と条件で航空機の受け取りを準備できる裁量が与えられたという。
しかし、米中貿易戦争が3カ月の猶予期間中に解決しない場合、納入再開は短命に終わる可能性がある。停止措置の解除によって納入再開に道が開かれたが、中国の航空会社が必要な航空機をどの程度早く受け取れるかはなお見通せないとも伝えている。
同社は今年、中国に約50機の納入を予定しており、停止解除により新たな買い手を探す時間とコストを節約できるほか、航空会社への引き渡しに伴い相当額の支払いも保証される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース