（NY時間10:21）（日本時間23:21）
マリオット・バケーションズ<VAC>　66.26（+8.06　+13.84%）

　マリオット・バケーションズ<VAC>が上昇。前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、１株利益、ＥＢＩＴＤＡは予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の１株利益の見通しを上方修正している。

　ゲラーＣＥＯは声明で「われわれは初めてリゾート物件を購入する顧客の売上とＥＢＩＴＤＡが伸び、堅調な第１四半期を過ごした。これは、われわれのレジャーに特化したビジネスモデルの力を示している」と述べた。「堅調な利益のパフォーマンスと変革イニシアチブにおける進展を踏まえ、通期のＥＢＩＴＤＡの見通しを再確認した」とも語った。

（１－３月・第１四半期）
・１株利益（調整後）：1.66ドル（予想：1.50ドル）
・売上高：12.0億ドル　0.4％増（予想：12.1億ドル）
・EBITDA（調整後）：1.92億ドル（予想：1.78億ドル）
・バケーション・オーナーシップ契約販売：4.20億ドル（予想：4.26億ドル）

（通期見通し）
・１株利益（調整後）：6.40～7.10ドル（従来：6.30～7.00ドル）（予想：6.57ドル）
・FCF（調整後）：2.70～3.30億ドル（従来：2.90～3.50億ドル）
・EBITDA（調整後）：7.50～7.80億ドルを維持（予想：7.45億ドル）

【企業概要】
　米国内外でバケーションオーナーシップ、レンタル、リゾートと不動産管理、ならびに関連事業・製品・サービスを手掛ける。リゾートの会員権を販売するほか、リゾート会員クラブと提携し、リゾート開発業者・リゾートオーナー・管理組合等向けにリゾート経営・建物管理サービスなどを提供する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース