（NY時間10:35）（日本時間23:35）
クラビヨ<KVYO>　32.46（+0.86　+2.72%）

　マーケティンング・オートメーション開発のクラビヨ<KVYO>が上昇。前日引け後に１－３月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを上方修正した。

　ウェレンＣＦＯは「ダイナミックな環境下で第１四半期に堅実な実行を実現し、３３％の売上高の伸びと１４００万ドルの営業キャッシュフローを達成した。これにより、２０２５年への基盤を固めることができた」と述べた。

　総顧客数が１６万９０００件に達したほか、海外の売上高の増加とクロスセルの安定化により、売上維持率が１０８％に達した。フランス、ドイツ、スペインが牽引するＥＭＥＡ地域の売上高はが４７％増となった。ハイエンド市場での成功が加速し、年間の売上高５万ドル超の顧客が３０３０社と４０％増加している。

（１－３月・第１四半期）
・１株利益（調整後）：0.14ドル（予想：0.11ドル）
・売上高：27.9億ドル　33％増（予想：26.7億ドル）

（４－６月・第２四半期見通し）
・売上高：27.6～28.0億ドル（予想：27.5億ドル）
・営業利益（調整後）：2.85～3.15億ドル（予想：3.14億ドル）

（通期見通し）
・売上高：117～118億ドル（従来：115.6～116.4億ドル）（予想：116億ドル）
・営業利益（調整後）：13.3～13.9億ドル（従来：13.0～13.6億ドル）（予想：13.28億ドル）

【企業概要】
　あらゆる規模の企業向けに、自社のデータを取得・保存・分析・予測利用する強力なテクノロジーを提供し、測定可能で価値の高い成果の促進を支援する。モダンで直感的なSaaSプラットフォームは、独自のデータレイヤーとアプリケーションレイヤーを、高度な機械学習とAI機能を備えたソリューションに統合する。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース