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    2025年4月29日 22時54分

    サンミナが決算受け下落 第3四半期のガイダンスを嫌気=米国株個別

    (NY時間09:51)(日本時間22:51)
    サンミナ<SANM> 77.86(-2.87 -3.56%)

     電子機器の請負製造サービスを手掛けるサンミナ<SANM>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。通信ネットワークとクラウドインフラ部門における需要の増加が要因となった。

     ただ、株価は冴えない反応。第3四半期のガイダンスを嫌気しており、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しを示した。関税に関する不確実性が依然として高く、これが顧客需要や事業運営に影響を与える可能性を示唆する内容との受け止めのようだ。

     また、営業コストは計画通りの投資により、見通しを上回ったが、適切に管理されない場合、利益率に圧力をかける可能性があるほか、在庫水準が9%増加し、キャッシュフローに影響を与える可能性があるとの指摘も聞かれる。

    (1-3月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.41ドル(予想:1.29ドル)
    ・売上高:19.8億ドル 8.1%増(予想:19.6億ドル)

    (4-6月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):1.35~1.45ドル(予想:1.43ドル)
    ・売上高:19.3~20.3億ドル(予想:20.6億ドル)

    【企業概要】
     主に、産業・医療・防衛・航空宇宙・自動車・通信ネットワーク・クラウドインフラの各業界のOEM向けに、統合製造ソリューション、部品、製品、修理、物流、アフターマーケットサービスを提供する。プリント回路基板の組み立て・テストや、ケーブルアセンブリ、加工金属部品、精密機械加工部品などを提供。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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