2025年4月29日 0時01分
ダウ平均、5日続伸 本日は様子見の雰囲気 今週はイベント目白押し=米国株序盤
NY株式28日(NY時間10:58)(日本時間23:58)
ダウ平均 40250.91(+137.41 +0.34%)
ナスダック 17320.25(-62.69 -0.37%)
CME日経平均先物 35985(大証終比:+75 +0.21%)
きょうのNY株式市場、全体的に様子見の雰囲気が広がる中、ダウ平均は5日続伸。一方、ナスダックは5日ぶりに反落している。
明日でトランプ大統領は就任から100日目だが、就任以降の目まぐるしい展開も一息といったところ。何も解決にメドはついていないが、市場には次の展開を見極めたい雰囲気も出ている。
そのような中、今週はS&P500企業のうち180社以上が決算を発表する予定。中でもIT・ハイテク大手の決算を確認したいムードが強い。今週はマイクロソフト<MSFT>、メタ<META>、アップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>といったマグニフィセント7の一角や、クアルコム<QCOM>が決算を予定している。特にアップルについては、トランプ関税、米中貿易戦争の行方に市場が神経を尖らせる中、動向が注目される。
トランプ大統領就任直後の前回は、関心事はAI関連の投資の収益化だったが、今回はAIを巡る懸念よりも、関税による景気後退(リセッション)への不安が先行している。
これまで発表されている決算は警戒したよりは堅調で、現在までに決算を発表した73%の企業が予想を上回る利益を計上。ただ、5年平均の77%は若干下回る水準ではある。ただ、企業は先行きが見えず、第2四半期と通期のガイダンスの維持もしくは一旦取り下げも出ている状況。
そのほか今週は、労働市場に関する複数の報告に加え、インフレと経済成長に関する重要なデータが発表。最注目は金曜日の米雇用統計だが、水曜日には第1四半期の米GDPのほか、FRBが重視するPCE価格指数も発表される。
ボーイング<BA>が5日続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を218ドルに設定した。前日終値よりも23%高い水準。
石油および天然ガス開発のアンプリファイ・エナジー<AMPY>が大幅高。市場における異常な変動を踏まえ、ジュニパー・キャピタルとの間で締結されていた合併契約を終了すると発表した。終了契約の条件に従い、80万ドルの現金の支払いを受けるとしている。
バイオ医薬品のバイオヘイブン<BHVN>が上昇。投資会社オベルランドとの間で、同社への最大6億ドルの投資に関する合意を締結したと発表した。
クリーン水素エコシステムのプラグ・パワー<PLUG>が急伸。最大5億2500万ドルのクレジット・ファシリティ契約、第1四半期の暫定決算、および流動性状況を公表した。
ハンバーガーなどファストフードのジャック・イン・ザ・ボックス<JACK>が続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を32ドルに設定した。
ボーイング<BA> 181.33(+3.38 +1.90%)
アンプリファイ<AMPY> 3.19(+0.50 +18.40%)
バイオヘイブン<BHVN> 21.63(+1.79 +9.00%)
プラグ・パワー<PLUG> 1.10(+0.29 +35.53%)
ジャック・イン・ザ・ボックス<JACK> 25.48(+0.97 +3.94%)
アップル<AAPL> 208.97(-0.31 -0.15%)
マイクロソフト<MSFT> 390.58(-1.27 -0.32%)
アマゾン<AMZN> 188.03(-0.96 -0.51%)
アルファベットC<GOOG> 162.53(-1.32 -0.81%)
アルファベットA<GOOGL> 160.76(-1.20 -0.74%)
テスラ<TSLA> 281.54(-3.41 -1.20%)
エヌビディア<NVDA> 107.79(-3.23 -2.91%)
メタ<META> 549.30(+2.03 +0.37%)
AMD<AMD> 95.25(-1.40 -1.44%)
イーライリリー<LLY> 877.75(-6.79 -0.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ダウ平均 40250.91(+137.41 +0.34%)
ナスダック 17320.25(-62.69 -0.37%)
CME日経平均先物 35985(大証終比:+75 +0.21%)
きょうのNY株式市場、全体的に様子見の雰囲気が広がる中、ダウ平均は5日続伸。一方、ナスダックは5日ぶりに反落している。
明日でトランプ大統領は就任から100日目だが、就任以降の目まぐるしい展開も一息といったところ。何も解決にメドはついていないが、市場には次の展開を見極めたい雰囲気も出ている。
そのような中、今週はS&P500企業のうち180社以上が決算を発表する予定。中でもIT・ハイテク大手の決算を確認したいムードが強い。今週はマイクロソフト<MSFT>、メタ<META>、アップル<AAPL>、アマゾン<AMZN>といったマグニフィセント7の一角や、クアルコム<QCOM>が決算を予定している。特にアップルについては、トランプ関税、米中貿易戦争の行方に市場が神経を尖らせる中、動向が注目される。
トランプ大統領就任直後の前回は、関心事はAI関連の投資の収益化だったが、今回はAIを巡る懸念よりも、関税による景気後退(リセッション)への不安が先行している。
これまで発表されている決算は警戒したよりは堅調で、現在までに決算を発表した73%の企業が予想を上回る利益を計上。ただ、5年平均の77%は若干下回る水準ではある。ただ、企業は先行きが見えず、第2四半期と通期のガイダンスの維持もしくは一旦取り下げも出ている状況。
そのほか今週は、労働市場に関する複数の報告に加え、インフレと経済成長に関する重要なデータが発表。最注目は金曜日の米雇用統計だが、水曜日には第1四半期の米GDPのほか、FRBが重視するPCE価格指数も発表される。
ボーイング<BA>が5日続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を218ドルに設定した。前日終値よりも23%高い水準。
石油および天然ガス開発のアンプリファイ・エナジー<AMPY>が大幅高。市場における異常な変動を踏まえ、ジュニパー・キャピタルとの間で締結されていた合併契約を終了すると発表した。終了契約の条件に従い、80万ドルの現金の支払いを受けるとしている。
バイオ医薬品のバイオヘイブン<BHVN>が上昇。投資会社オベルランドとの間で、同社への最大6億ドルの投資に関する合意を締結したと発表した。
クリーン水素エコシステムのプラグ・パワー<PLUG>が急伸。最大5億2500万ドルのクレジット・ファシリティ契約、第1四半期の暫定決算、および流動性状況を公表した。
ハンバーガーなどファストフードのジャック・イン・ザ・ボックス<JACK>が続伸。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を32ドルに設定した。
ボーイング<BA> 181.33(+3.38 +1.90%)
アンプリファイ<AMPY> 3.19(+0.50 +18.40%)
バイオヘイブン<BHVN> 21.63(+1.79 +9.00%)
プラグ・パワー<PLUG> 1.10(+0.29 +35.53%)
ジャック・イン・ザ・ボックス<JACK> 25.48(+0.97 +3.94%)
アップル<AAPL> 208.97(-0.31 -0.15%)
マイクロソフト<MSFT> 390.58(-1.27 -0.32%)
アマゾン<AMZN> 188.03(-0.96 -0.51%)
アルファベットC<GOOG> 162.53(-1.32 -0.81%)
アルファベットA<GOOGL> 160.76(-1.20 -0.74%)
テスラ<TSLA> 281.54(-3.41 -1.20%)
エヌビディア<NVDA> 107.79(-3.23 -2.91%)
メタ<META> 549.30(+2.03 +0.37%)
AMD<AMD> 95.25(-1.40 -1.44%)
イーライリリー<LLY> 877.75(-6.79 -0.77%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース