（NY時間10:07）（日本時間23:07）
シェブロン<CVX>　139.92（+1.19　+0.86%）

　ＯＰＥＣが増産を計画する中、貿易戦争が経済成長を抑制するとの懸念から原油価格が下落している。それに伴ってシェブロン<CVX>も４月に入って株価が下落しているが、投資家にとっては買いの好機だと、バロンズ紙が報じた。

　シェブロンの１株利益の伸びは今後３年に渡り年平均１５％と予想され、強固なバランスシートも踏まえると、５％の配当は確実で、投資家はあまりにも悲観的になり過ぎているという

　同社などの石油大手は、豊富な現金とグローバルなポートフォリオによってリスクを軽減できるため、耐性があり、一部からも、「石油・天然ガスの生産、精製、販売を全て手掛けるこうした企業は他よりもよく持ちこたえており、エネルギーセクターで安全投資先と見なされる銘柄だとの見方が示されている。また、別のエコノミストからは「エネルギー株と原油相場は既にリセッション（景気後退）を織り込んでいる」と指摘も出ている。

　株価は小幅高。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース