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    2025年4月24日 1時27分

    3月の米新築住宅販売が急増 南部での販売が大幅に増加

    *米新築住宅販売件数(年率)(3月)23:00
    結果 72.4万件
    予想 68.5万件 前回 67.4万件(67.6万件から修正)

     きょうは3月の米新築住宅販売件数が発表され、年率換算で前月比7.4%増の72.4万戸と予想を上回った。南部での販売が大幅に増加し、約4年ぶりの高水準となったことが全体が押し上げた。同地域は1月に強い寒波の影響で落ち込んだ後、2月に回復。これで2カ月連続の増加となっている。一方、西部と北東部は減少した。

     住宅ローン金利の低下や住宅建設業者のインセンティブが寄与し、春の販売シーズンに好調なスタートを切った。しかし、住宅ローン金利は4月に入って再び上昇してきており、足元では6.9%に上昇している。トランプ関税で米資産から資金を引き揚げる動きが広がり、米国債利回りが上昇し、借り入れコストも上昇した。消費者や住宅建設業者のセンチメントは低調だ。

     販売価格(中央値)は前年比7.5%低下し、40万3600ドルとなった。比較的低い価格帯で販売が活発だったことを反映している。売れ残り物件の増加を示している可能性もある。

     南部での販売が急速に回復したことについては、関税の影響で住宅の値段が上がる可能性があるため、駆け込み需要もあったとの指摘も出ていた。

    株探ニュース