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    2025年4月22日 23時50分

    ウォルグリーン、オピオイド訴訟で米政府と和解 株価は小幅高=米国株個別

    (NY時間10:46)(日本時間23:46)
    ウォルグリーン<WBA> 10.94(+0.07 +0.60%)

     ウォルグリーン<WBA>は、過去10年間にオピオイドを含む規制薬物の処方箋を違法に調剤したとして米司法省から提訴された件で、同省との和解合意に基づき最大3.5億ドルを支払うことで合意した。

     同社は和解合意に基づき、政府に少なくとも3億ドルを支払う必要がある。また、2032年までに同社が行う売却、合併、または譲渡の場合、追加で5000万ドルを支払う義務が生じる。

     政府の訴状は1月にイリノイ州北部地区連邦地方裁判所に提出され、同社が2012年8月から2023年3月までの間に、違法な規制薬物の処方箋を故意に数百万件調剤したと主張している。これには過剰なオピオイドの処方箋や、大幅かつ早期に調剤された処方箋も含まれる。

     同社側は声明で「われわれは政府の法的解釈に強く反対し、責任を一切認めない」と述べた。そのうえで「今回の和解は連邦政府、州政府、地方自治体とのすべてのオピオイド関連訴訟を終結させ、キャッシュフローの観点から有利な条件を選択しつつ、事業再建戦略に集中できる」とも語った。

     本日の株価は小幅高での推移。

    【企業概要】
     米国・欧州・中南米で、処方薬や非処方薬、日用品を販売するドラッグストアチェーンを運営する。医薬品の調剤、幅広い医療サービスへのアクセス、高品質の健康・美容製品を、店舗およびデジタルプラットフォームを通じて提供するほか、薬局の枠を超えて、医療計画や医療システムとの連携に取り組む。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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