2025年4月22日 22時51分
3Mが決算受け上昇 1株利益の見通しは維持=米国株個別
(NY時間09:49)(日本時間22:49)
3M<MMM> 134.00(+7.91 +6.27%)
3M<MMM>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスでは1株利益の見通しを維持している。また、関税による1株利益のマイナスの影響について、1株0.20-0.40ドルを見込んだ。なお、自社株買いを年間約20億ドルに増加。
同社は貿易戦争から生じる新たなリスクを認めつつも、通期の見通しを維持した。ただ、再建を試みているブラウンCEOにとっては課題をさらに複雑化する。
今回のガイダンスの注意点はトランプ大統領の貿易戦争が経済全体に波及し、成長見通しを圧迫していることを浮き彫りにしている。同社は3月までは、通期見通しでより大きな利益と既存事業売上高の2-3%増を再確認していた。
アナリストは「同社は、売上高の約11%が中国に依存しており、米中貿易摩擦のリスクにさらされている」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.88ドル(予想:1.77ドル)
・売上高:57.8億ドル(予想:57.6億ドル)
・営業キャッシュフロー:1億ドルの赤字(予想:10.3億ドルの黒字)
・FCF(調整後):5億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.60~7.90ドル(予想:7.74ドル)
・既存事業売上高:2~3%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
3M<MMM> 134.00(+7.91 +6.27%)
3M<MMM>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスでは1株利益の見通しを維持している。また、関税による1株利益のマイナスの影響について、1株0.20-0.40ドルを見込んだ。なお、自社株買いを年間約20億ドルに増加。
同社は貿易戦争から生じる新たなリスクを認めつつも、通期の見通しを維持した。ただ、再建を試みているブラウンCEOにとっては課題をさらに複雑化する。
今回のガイダンスの注意点はトランプ大統領の貿易戦争が経済全体に波及し、成長見通しを圧迫していることを浮き彫りにしている。同社は3月までは、通期見通しでより大きな利益と既存事業売上高の2-3%増を再確認していた。
アナリストは「同社は、売上高の約11%が中国に依存しており、米中貿易摩擦のリスクにさらされている」と述べている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.88ドル(予想:1.77ドル)
・売上高:57.8億ドル(予想:57.6億ドル)
・営業キャッシュフロー:1億ドルの赤字(予想:10.3億ドルの黒字)
・FCF(調整後):5億ドル
(通期見通し)
・1株利益(調整後):7.60~7.90ドル(予想:7.74ドル)
・既存事業売上高:2~3%増
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース