2025年4月16日 23時40分
オムニコムが決算受け下落 既存事業売上高の見通し下方修正=米国株個別
(NY時間10:37)(日本時間23:37)
オムニコム<OMC> 73.91(-2.92 -3.80%)
広告代理店のオムニコム<OMC>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が若干予想に届かなかったほか、営業利益が予想を下回った。
アナリストは以下のように指摘している。第1四半期の3.4%の既存事業売上高の伸びは安定していたものの、通期については下方修正していた。4-5%の見通しを再確認したフランスのピュブリシス社に比べれば見劣りするが、両社とも米国での売上高はほぼ55%と、同程度の米国へのエクスポージャーを有している。同社は、景気悪化と広告主の撤退、および政府顧客からの削減により、不確実性が高まっていることを警告しているが、地理的な多様化によりリスクを分散できると指摘した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.70ドル(予想:1.62ドル)
・売上高:36.9億ドル 1.6%増(予想:37.0億ドル)
・既存事業売上高:3.4%増
・営業利益:4.53億ドル(予想:4.85億ドル)
・営業利益率:12.3%
(通期見通し)
・既存事業売上高:2.5~4.5%増(従来:3.5~4.5%増)
【企業概要】
世界のネットワークや代理店を通じて、マーケティングおよびコーポレートコミュニケーションサービスを提供する。広告、戦略的メディアプランニング、ブランドコンサルティング、カスタマーリレーションシップマーケティング、PR、ヘルスケアマーケティング、その他のサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
オムニコム<OMC> 73.91(-2.92 -3.80%)
広告代理店のオムニコム<OMC>が下落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高が若干予想に届かなかったほか、営業利益が予想を下回った。
アナリストは以下のように指摘している。第1四半期の3.4%の既存事業売上高の伸びは安定していたものの、通期については下方修正していた。4-5%の見通しを再確認したフランスのピュブリシス社に比べれば見劣りするが、両社とも米国での売上高はほぼ55%と、同程度の米国へのエクスポージャーを有している。同社は、景気悪化と広告主の撤退、および政府顧客からの削減により、不確実性が高まっていることを警告しているが、地理的な多様化によりリスクを分散できると指摘した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.70ドル(予想:1.62ドル)
・売上高:36.9億ドル 1.6%増(予想:37.0億ドル)
・既存事業売上高:3.4%増
・営業利益:4.53億ドル(予想:4.85億ドル)
・営業利益率:12.3%
(通期見通し)
・既存事業売上高:2.5~4.5%増(従来:3.5~4.5%増)
【企業概要】
世界のネットワークや代理店を通じて、マーケティングおよびコーポレートコミュニケーションサービスを提供する。広告、戦略的メディアプランニング、ブランドコンサルティング、カスタマーリレーションシップマーケティング、PR、ヘルスケアマーケティング、その他のサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース