2025年4月11日 22時51分
ウェルズ・ファーゴは決算受け下落 NIIが予想下回る=米国株個別
(NY時間09:45)(日本時間22:45)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 61.67(-1.44 -2.28%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益、純受取利息(NII)が予想を下回った。ただ、関税の不透明感が米経済の見通しを曇らせ融資需要を弱めている中、シャーフCEOがコスト削減に取り組んでおり、非金利費用は予想以上の3.1%減となった。また、第1四半期の貸倒引当金が予想を下回っていた。
シャーフCEOは声明で「米国にとって公正な貿易の障壁となるものを見直そうとする政権の意欲を支持する。ただ、このような重大な行動には確かにリスクは伴う」と述べた。
なお、同銀はアドバイザリー手数料を生み出すM&Aの復活を待ち望んでいたが、年明けからの混乱の中で、その動きは実現しなかった。
アナリストは「予想を下回る貸出の伸びにより、NIIが軟調となった。そのため、コンセンサスを下回る経常収益を報告している」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.39ドル(予想:1.23ドル)
・経常収益:201.5億ドル(予想:207.3億ドル)
・純受取利息(NII):115億ドル(予想:118.1億ドル) ・商業銀行:29.3億ドル
・法人および投資銀行:50.6億ドル
・資産管理・投資管理:38.7億ドル
・消費者向け銀行・融資:89.1億ドル
・貸倒引当金:9.32億ドル(予想:12.2億ドル)
・総平均貸付金:9082億ドル(予想:9097億ドル)
・総平均預金:1.34兆ドル(予想:1.36兆ドル)
・不良資産:82.3億ドル(予想:80.3億ドル)
・株主資本利益率:11.5%(予想:10.1%)
・普通株式Tier1比率:11.1%(予想:11.1%)
(通期見通し)
・純受取利息(NII):約1?3%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 61.67(-1.44 -2.28%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益、純受取利息(NII)が予想を下回った。ただ、関税の不透明感が米経済の見通しを曇らせ融資需要を弱めている中、シャーフCEOがコスト削減に取り組んでおり、非金利費用は予想以上の3.1%減となった。また、第1四半期の貸倒引当金が予想を下回っていた。
シャーフCEOは声明で「米国にとって公正な貿易の障壁となるものを見直そうとする政権の意欲を支持する。ただ、このような重大な行動には確かにリスクは伴う」と述べた。
なお、同銀はアドバイザリー手数料を生み出すM&Aの復活を待ち望んでいたが、年明けからの混乱の中で、その動きは実現しなかった。
アナリストは「予想を下回る貸出の伸びにより、NIIが軟調となった。そのため、コンセンサスを下回る経常収益を報告している」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益:1.39ドル(予想:1.23ドル)
・経常収益:201.5億ドル(予想:207.3億ドル)
・純受取利息(NII):115億ドル(予想:118.1億ドル) ・商業銀行:29.3億ドル
・法人および投資銀行:50.6億ドル
・資産管理・投資管理:38.7億ドル
・消費者向け銀行・融資:89.1億ドル
・貸倒引当金:9.32億ドル(予想:12.2億ドル)
・総平均貸付金:9082億ドル(予想:9097億ドル)
・総平均預金:1.34兆ドル(予想:1.36兆ドル)
・不良資産:82.3億ドル(予想:80.3億ドル)
・株主資本利益率:11.5%(予想:10.1%)
・普通株式Tier1比率:11.1%(予想:11.1%)
(通期見通し)
・純受取利息(NII):約1?3%増を維持
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース