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    2025年4月10日 22時46分

    コンステレーションが軟調 通期の1株利益の見通しを嫌気=米国株個別

    (NY時間09:44)(日本時間22:44)
    コンステレーション・ブランズ<STZ> 182.72(-0.68 -0.37%)

     コロナビールなどアルコール飲料のコンステレーション・ブランズ<STZ>が軟調。前日引け後に12-2月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、通期のガイダンスで予想を下回る1株利益の見通しを示したことが重石となっている。

     関税の予想される影響を反映させた。同社はコロナビールなど人気商品をメキシコから輸入しているが、限られた数の施設に生産を依存。輸入缶ビールなどの商品に25%の関税が課せられることになり、今後は瓶ビールにも拡大される可能性がある。

     健康志向の広がりで若年層が低アルコールやノンアルコールの飲料を選ぶ傾向を強めていることが需要低迷に繋がっている。

     「モデロ・エスペシアル」「コロナ・エキストラ」「パシフィコ」などのビール部門の売上高は横ばい。出荷量の減少が価格上昇によりほぼ相殺された。一方、「キム・クロフォード」「カサ・ノブレ・テキーラ」などのワイン・スピリッツ部門の売上高は11%増加。高級ボトルの販売増や米国・カナダでの需要増が寄与した。

     同社はまた、「ウッドブリッジ」「ロバート・モンダビ」など低価格帯のワインブランドをザ・ワイン・グループに売却すると発表。高価格帯で利益率の高いワインに注力する戦略の一環。組織構造の見直しにより、28年度までに年間2億ドル余りのコスト節減を見込んでいる。

     ただ、株価は売り先行で始まったものの、一巡後は直ぐに買い戻しが入り、プラスに転じる場面も見られている。

    (12-2月・第4四半期)
    ・1株利益:2.63ドル(予想:2.29ドル)
    ・売上高:21.6億ドル 1.2%増(予想:21.3億ドル)
      ビール:17.0億ドル
      ワイン・スピリッツ:4.60億ドル
    ・営業利益:6.59億ドル(予想:6.38億ドル)
    ・ビール出荷量:1.8%減(予想:0.8%減)
    ・ワイン・スピリッツ出荷量:3.5%増(予想:6.5%減)

    (26年度通期見通し)
    ・1株利益:12.60~12.90ドル(予想:14.09ドル)
    ・売上高:2%減~1%増
      ビール:0~3%増
      ワイン・スピリッツ:17~20%減
    ・FCF:15~16億ドル(予想:20.9億ドル)

    【企業概要】
     ニューヨークに本社を置く、約40施設を有し、ブランドポートフォリオには「ロバート・モンダヴィ」や「フランシスカン・エステート」など100以上があり、ビール、ワイン及び蒸留酒の生産・販売に注力するアルコール飲料会社。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース