NY株式8日（NY時間15:43）（日本時間04:43）
ダウ平均　　　37313.88（-651.72　-1.72%）
ナスダック　　　15142.27（-460.99　-2.95%）
CME日経平均先物　32220（大証終比：-880　-2.73%）

　ＮＹ時間の終盤に入って米株式市場は再び下げ幅を拡大する展開が見られている。本日の市場は一旦落ち着き、序盤は前日までの急落を取り戻す展開が見られ、ダウ平均は一時１４６１ドル高まで急反発する場面が見られた。ただ、ＩＴ・ハイテク株も下げに転じる中、ダウ平均は６５０ドル超の下げ幅となっている。

　ただ、情勢に変化が出たわけではなく、市場は明日からの関税への懸念が強い。ホワイトハウスは同盟国との交渉の席につくトランプ大統領の姿勢とは裏腹に、貿易相手国に重い相互関税を課す計画を打ち出している。

　米国通商代表部（ＵＳＴＲ）のグリア代表は本日の議会公聴会で、トランプ大統領は当面、関税免除措置を発動しない方針だと述べた。ホワイトハウスは中国に対して報復措置を取ったとして、追加の５０％を上乗せして計１０４％の関税を課す意向を示した。また、２国間協議は開始しているものの、ベトナムに４６％、日本にも２４％の課税が課される。

アップル<AAPL>　170.30（-11.16　-6.15%）
マイクロソフト<MSFT>　352.09（-5.78　-1.61%）
アマゾン<AMZN>　169.85（-5.41　-3.09%）
アルファベットC<GOOG>　146.03（-3.22　-2.15%）
テスラ<TSLA>　219.57（-13.73　-5.88%）
メタ<META>　506.91（-9.34　-1.81%）
ＡＭＤ<AMD>　77.25（-6.40　-7.65%）
エヌビディア<NVDA>　95.31（-2.33　-2.39%）
イーライリリー<LLY>　718.95（-4.79　-0.66%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美