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    2025年4月8日 22時59分

    リーバイスが決算 関税による大きな業績悪化は想定していない 株価は小幅高に留まる=米国株個別

    (NY時間09:57)(日本時間22:57)
    リーバイ・ストラウス<LEVI> 13.54(+0.04 +0.26%)

     ジーンズのリーバイ・ストラウス<LEVI>が前日引け後に12-2月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を上回ったほか、粗利益率も予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを据え置いた。

     株価はポジティブな反応を示している。同社は関税による大きな業績悪化は想定していないとしている。同社は通期見通しについて、「消費者へのマクロ経済的圧力やサプライチェーンの混乱、関税引き上げなどの要因による大きな業績悪化は想定していない」と説明している。

     シンCFOは関税が消費者に及ぼす影響について、「現時点では予測や計画を立てるのは難しい」と指摘。関税の影響を分析するグループを設立したほか、ベンダーとの関係や自社製品のコストベースなど、自社でコントロールできる課題に注力していると語った。

     一方、ガスCEOは「関税問題に速やかに取り組んでいるが、過剰反応はしない」と述べた。準備を整えているとしているものの、具体的な措置の詳細については明らかにしなかった。

     同社の原材料調達先の約5%がメキシコ。ベトナムの比率も1桁台半ばで、中国は1%となっている。

     ただ、株価は大幅高で始まったものの、直ぐに戻り売りに押され、小幅高での推移に留まっている。

    (12-2月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):0.38ドル(予想:0.28ドル)
    ・売上高:15.3億ドル 3.2%増(予想:15.4億ドル)
      米州:7.83億ドル
      欧州:4.00億ドル
      アジア:3.08億ドル
    ・粗利益率:62.1%(予想:60.0%)
    ・EBIT(調整後):2.04億ドル
    ・FCF(調整後):1410万ドルの赤字

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.20~1.25ドルを維持(予想:1.23ドル)
    ・売上高:1~2%減を維持

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース