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    2025年4月8日 11時50分

    【クラファン・優待】ユニクロなどのCMも スタジオで“ハリウッド級”映像制作のボルタ、募集中

     バーチャルスタジオ技術を用いた映像制作に取り組む株式会社ボルタ(神奈川県平塚市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集しています。

    ・ 普通株式型
    ・ 目標募集額:1000万円、上限募集額:7000万円
    ・ 株主優待あり:試写会チケット、スタジオ見学権を提供
    ・ みなし時価総額:2億円
    ・ 類似上場企業:博展 <2173> [東証G]、カヤック <3904> [東証G]、Jストリーム <4308> [東証G]、ファインズ <5125> [東証G]、ブランディングテクノロジー <7067> [東証G]
    ※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

    ロケ撮影をしているかのような臨場感

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     ボルタは、LED(発光ダイオード)パネルを活用したバーチャルスタジオ技術を基盤に、次世代の映像制作に取り組む企業です。

     同技術では、LEDパネルに映し出されたCG映像をカメラの動きに連動させることで、実際のロケ地で撮影しているかのような臨場感を再現。従来のロケ撮影と異なり、悪天候によるリスクの回避やスケジュールの柔軟な管理が可能で、数千万円単位のコスト削減を実現できるといいます。

     また、高品質なオリジナルCGにより、実写と遜色のない映像クオリティを実現。コスト削減や効率化に限らず、これまで予算や物理的な制約から実現が難しかった斬新なアイデアや映像表現を可能にする技術として期待されているそうです。

     「この技術は映像制作だけでなく、プロダクト開発・先行マーケティング・空間演出・教育・宇宙開発まで応用・展開の可能性を秘めています」(同社)

     例として、人気ゲームなどで活用されている3Dゲームエンジン「Unreal Engine」との相性も良く、設計データをバーチャルプロダクション上で「動く映像」としてそのまま流通させられれば、製品設計から映像表現、テスト販売までを一気通貫でコストをかけずに行うことで、「新しい産業共創へつながると考えています」(同社)。

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     同社はこれまで、ユニクロ(ファーストリテイリング <9983> [東証P])やアマゾン・ドット・コム<AMZN>、本田技研工業 <7267> [東証P]、東ソー <4042> [東証P]などのテレビCM制作を担当。大手企業からの引き合いの理由は、「高い企画力、CGを駆使した優れた映像編集技術」だとしています。

     近年のCMはストーリー性が重視される傾向にあり、そうしたニーズを的確に捉えたクリエイティブ提案を行うことで、受注単価は前期比約3倍に。「今後は、バーチャルスタジオ技術を活用した映像制作の領域もさらに拡大し、他社に対する競争優位性の確立を目指していきます」(同社)。

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

    【成長のための課題】
    ・急増する案件に対応するための専門人材の不足
    ・バーチャルスタジオ技術に適した新たなワークフローの確立
    ・バーチャルスタジオの認知度向上と市場ニーズの創出

    【解決方法】
    ・多様なバックグラウンドを持つクリエイターの積極的な採用
    ・業界トップクリエイターとのプロジェクト単位での協業推進
    ・既存のテレビCMドラマ制作などへの技術提供による市場拡大



    映画・ドラマなどのコンテンツ制作にも対応

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     従来の映像制作では、広告主の要望に応えるために莫大な予算と時間が必要だといい、最短15秒のテレビCMでも、企画立案、ロケ地の選定、天候の影響を受ける撮影スケジュール調整、道路使用許可の取得、撮影予備日の確保など多くの制約があり、数千万円規模の予算と数カ月の制作期間を要することも珍しくないそうです。

     これらの制約によって諦めるしかない斬新なアイデアや、物理的に実現できない映像表現も多いといい、「私たちの作り出す映像体験・技術が、次世代クリエイターたちのインスピレーションとなることを願っています」(同社)。

     同社ではバーチャルスタジオを活用することで、ロケ地の選定・下見の手間、セットの建設コスト、スケジュールの遅延などのコストやリスクを大幅に削減。バーチャルスタジオには、カメラの動きに連動してリアルタイムに変化するCG映像をLEDパネルに投影する最先端技術を採用し、「俳優や撮影スタッフは実際のロケ地にいるかのような没入感を得ることができ、演技の精度向上や制作の効率化を実現します」(同社)。

     また、照明や反射などの環境要因も調整できるため、従来のグリーンバック(動画撮影時の背景を緑にすること)での撮影では難しかった自然なライティングと奥行きのある映像表現が可能に。「これにより、CM・映画・ドラマ・プロモーション映像など多岐にわたるコンテンツ制作に柔軟に対応できます」(同社)。

    市場の魅力・特徴・ビジネスモデル

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     同社によると、映像コンテンツ市場はNetflix(ネットフリックス<NFLX>)など大手動画配信サービスの急成長により拡大。世界の動画ストリーミング市場は2023年に約5558億ドルに達し、2032年まで年平均18%以上の成長が見込まれているそうです。「特に、より高品質な映像コンテンツへの需要は急増しています」(同社)。

     大手配信プラットフォームはオリジナルコンテンツの制作を加速させており、制作会社への出資や共同制作の動きが活発化。コンテンツ制作側は著作権を保持しつつ収益を得るビジネスモデルを確立し得るといい、「弊社の強みである高品質かつ効率的な映像制作技術は、こうした新しいコンテンツ制作のニーズと極めて親和性が高いと考えています」(同社)。

     一方、映像制作現場では、コロナ禍を経て海外ロケや大規模スタジオ撮影の見直しが進展。バーチャルプロダクション技術は、少人数で効率的に制作できる手法として注目されており、今後もさらなる成長が見込まれるそうです。

     「日本のアニメやゲームなどのIPコンテンツは世界的に高く評価されており、バーチャルプロダクション技術と組み合わせることで、グローバル市場で競争力のある作品制作が可能になると考えています」(同社)

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     同社は自社の優位性について、単なる撮影スタジオの提供にとどまらず、企画から編集まで一気通貫で手掛ける制作体制を挙げています。

     一般的なバーチャルスタジオは設備レンタルが主流で、1回で300万円以上のコストがかかりますが、同社は映像制作ノウハウを含めたパッケージプランを提供し、利用価格を約50万円に抑えつつ、クライアントが最大限のクオリティを引き出せるサポート体制を整えています。

     CM・映画・ドラマ制作における高度な技術力と実績は、多くのCMプロデューサーから高い評価を受けており、「特にCG技術を駆使した映像表現を強みとし、大手広告代理店や制作会社がどこであっても、パートナーとして指名されるケースが増えています」(同社)。

     同社の現在の主な収益源は以下の3つです。

    ・企画CMやプロモーション映像の制作受託(1案件あたり数百万~数千万円)
    ・映画、ドラマ、ゲームの映像制作支援(背景制作や特殊効果の提供)
    ・バーチャルスタジオのレンタル(1日単位での使用料+オプション)

     「今後は組織拡大と、同時並行で複数のプロジェクトを進行するほか、動画配信プラットフォームとの協業、IPコンテンツを活用した事業展開により、著作権を保持しつつ、長期的に安定した収益基盤を確保したいと考えています」(同社)

    今後の成長に向けて

    (1)将来的なExitはIPOを計画

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

    (2)短期計画

     直前期は黒字化を達成しており、今期売上高は前期比約3.2倍の約4.6億円を計画しています。

     まずは組織拡大と、バーチャルプロダクション技術の進化に注力。現在のLEDパネル技術を高度化し、視点の位置情報と3Dデータを組み合わせた表現によって、よりリアルな映像制作を目指しています。

     テレビCMやドラマ制作の分野では、バーチャルスタジオの有効性が十分認知されていないといい、大手広告代理店や制作会社、動画配信プラットフォームとの連携を強化し、業界全体にバーチャルプロダクションの価値を浸透させたい考えです。

     また、現地でのロケとバーチャルスタジオを組み合わせたハイブリッド撮影を確立し、ロケーションの持つリアルな質感とバーチャルによる柔軟性を両立することで、効率的、高品質な映像制作を確立したいといいます。

    (3)中長期計画

    【タイトル】
    (出典:FUNDINNO)

     2028年以降は、4D技術(3D空間に視点情報を加えた4次元空間表現)の開発を進めたい考えです。これは、視聴者があたかもその場にいるかのような「究極の没入感を実現する革新的な技術」だといいます。

     また、2030年までに独自のプラットフォームを構築し、コンテンツ制作の新たな収益モデルの構築を計画。米ラスベガスにある没入型エンターテインメント施設のような建物の国内展開も視野に入れており、「最新のバーチャルプロダクション技術を活用したエンターテインメント施設を建設することで、次世代の映像体験を提供したいと考えています」(同社)。

     「これらの取り組みを通じて、映像制作会社から、『次世代の映像体験を想像するテクノロジーカンパニー』へ進化していきたいと考えています」(同社)

    類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

    ・博展 <2173> [東証G]
    ・カヤック <3904> [東証G]
    ・Jストリーム <4308> [東証G]
    ・ファインズ <5125> [東証G]
    ・ブランディングテクノロジー <7067> [東証G]

    株主優待

    【基準日】
    毎年2月末日

    【優待内容】
    試写会チケットやスタジオ見学権を提供

    1~49株保有:試写会チケットを提供
    50株以上保有:試写会チケット+スタジオ見学権を提供

    【申し込み方法】
    基準日経過後、メールで申し込みの案内をする。

    【注意事項】
    ・1人、1年に1回限りの優待。試写会チケット、スタジオ見学権は希望者に順次案内する。
    ・優待内容は今期(2026年2月期)の内容。
    ・優待内容は変更や廃止になる場合がある。

    発行者・募集情報

    ■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
    株式会社ボルタ
    神奈川県平塚市明石町26-8
    資本金:10,000,000円(2025年3月10日現在)
    発行済株式総数:1,000株(同)
    発行可能株式総数:3,000株
    設立日:2011年6月22日
    決算日:2月28日
    ※2025年3月24日を効力発生日として、1株を20株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は20,000株、発行可能株式総数は100,000株となる。

    ■募集株式の発行者の代表者
    代表取締役 檜山雄一

    ■募集株式の種類及び数(上限)
    普通株式 7,000株

    ■募集株式の払込金額
    1株当たり 10,000円

    ■資金使途
    ・目標募集額達成時の資金使途内訳
    調達額1,000万円を以下の目的に充てる予定。
    人件費 780万円
    手数料 220万円

    ・上限募集額達成時の資金使途内訳
    上記に追加し、調達額6,000万円(目標募集額1,000万円と上限募集額7,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
    人件費 2,340万円
    研究開発費 2,340万円
    手数料 1,320万円

    ■投資金額のコース及び株数
    100,000円コース(10株)
    200,000円コース(20株)
    300,000円コース(30株)
    400,000円コース(40株)
    500,000円コース(50株)
    1,000,000円コース(100株)
    2,000,000円コース(200株)
    3,000,000円コース(300株)
    4,000,000円コース(400株)
    5,000,000円コース(500株)
    10,000,000円コース(1,000株)
    ※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。

    ■申込期間
    2025年4月2日~4月21日

    ■目標募集額
    10,000,000円(上限募集額 70,000,000円)
    ※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は56,000,000円とする。

    ■払込期日
    2025年5月16日

    ■連絡先
    株式会社ボルタ
    電話番号:03-5913-7094
    メールアドレス:info@volta.co.jp

    ※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

    〈今期売上約4.6億円計画〉室内撮影だけで“ハリウッド級”の映像製作を実現する“拡張映像技術”。グローバル企業が名指しで依頼する有望ベンチャー「ボルタ」

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