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    2025年4月7日 22時40分

    テスラが3日続落 アナリストが目標株価引き下げ トランプ関税による中国市場への懸念=米国株個別

    (NY時間09:39)(日本時間22:39)
    テスラ<TSLA> 218.00(-21.43 -8.95%)

     本日も市場は大荒れの中、テスラ<TSLA>が3日続落。アナリストが同社の目標株価を従来の550ドルから315ドルに引き下げた。現行水準よりは高い水準。マスクCEOおよびトランプ大統領の貿易政策がブランドの危機を招いている点を理由に挙げている。同アナリストはここ4年間、同社の投資判断を「買い」としていた。

     「テスラは本質的に、世界的に政治的シンボルとなってしまった」と指摘。「マスクCEOはいまこそ行動し、空気を読んで、この不確実な局面でリーダーになる時だ」と主張している。

     同社の最大の懸念は昨年の売上高の5分の1余りを中国市場で占ており、トランプ関税への反発に巻き込まれる可能性がある。中国政府は4月10日から、米国からの輸入品全てに34%の関税を課す。トランプ大統領の相互関税と同水準。

     「これは中国の消費者がBYDなどの国産車を購入する動きをさらに加速させると分析。同社は自ら招いたブランドの問題によって、世界的に少なくとも10%の将来の顧客基盤を喪失・破壊したとわれわれは推定。ただし、これは控えめな推定値かもしれない」と指摘した。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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