株探米国株

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    2025年4月1日 21時52分

    ダウ先物は249ドル安 明日のトランプ関税待ち=米国株

    米株価指数先物(6月限)(NY時間08:40)(日本時間21:40)
    ダウ先物 42010(-249.00 -0.59%)
    S&P500 5627.75(-25.50 -0.45%)
    ナスダック100先物 19364.00(-75.50 -0.39%)

     きょうの米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも下落している。明日のトランプ関税の発表を市場は待っている。ホワイトハウスがほぼ全ての国に対して相互関税を課す方針を明らかにする予定。

     一部の報道では、トランプ政権が輸入品の大半に20%前後の関税を課すことを検討していると報じていた。ただ、最終的な決定は下されていないとも指摘している。

     投資家は関税について限定的なアプローチを期待していたが、不確実性により、第1四半期の米株式市場はジェットコースターのような乱高下を見せ、株価指数は2022年以来の四半期ベースでの下落となっていた。

     ストラテジストからは、「前日の反発を考慮すると、第2四半期に向けた期待は残っている。下げているうちに押し目を拾って置きたい」といった楽観的な見方の一方、「積極的な関税が課されない場合には、潜在的な救済ラリーの余地が生じるかもしれないが、貿易リスクを市場が過小評価している可能性があり、リスクは依然として下方にある」といった見方も出ている。

     いずれにしろ明日のトランプ大統領の発表待ちとなる。

     なお、このあと日本時間23時にISM製造業景気指数と米求人件数の発表が控えている。景気への先行き不透明感が広がる中、経済指標に反応し易い地合いになっており、要注目となる。

     ジョンソン&ジョンソン<JNJ>が時間外で下落。タルク(滑石)を原料とするベビーパウダーの使用で、卵巣がんを発症したとする訴訟、いわゆるベビーパウダー訴訟で、同社が小規模部門の一部の破産を使って訴訟を終結させようとする3度目の試みを米連邦裁判所が却下した。

     カルバン・クラインやトミー・ヒルフィガーといったアパレルブランドを傘下に持つPVH<PVH>が決算を受け時間外で大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回ったほか、26年通期の1株利益の見通しも予想を上回った。

     チケット販売のビビット・シーツ<SEAT>が時間外で下落。トランプ大統領が前日、営利目的のチケット一括購入・転売行為を取り締まる大統領令に署名した。消費者のライブイベント参加費用を押し上げる手数料の抑制も目指す。

     商用電気自動車(EV)およびエネルギー貯蔵システム向けのバッテリーシステムの設計・開発を手掛けるマイクロバスト<MXST>が決算を受け時間外で大幅高。欧州・中東・アフリカ(EMEA)での売上げの伸びが好調で売上高が予想を上回った。

    (NY時間08:50)(日本時間21:50)時間外
    ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 159.34(-6.50 -3.92%)
    PVH<PVH> 75.67(+11.03 +17.06%)
    ビビット・シーツ<SEAT> 2.86(-0.10 -3.38%)
    マイクロバスト<MVST> 1.31(+0.14 +11.97%)

    アップル<AAPL> 219.92(-2.21 -0.99%)
    マイクロソフト<MSFT> 374.10(-1.29 -0.34%)
    アマゾン<AMZN> 188.71(-1.55 -0.81%)
    アルファベット<GOOG> 155.80(-0.43 -0.28%)
    テスラ<TSLA> 263.16(+4.00 +1.54%)
    メタ<META> 572.11(-4.25 -0.74%)
    エヌビディア<NVDA> 108.67(+0.29 +0.27%)
    AMD<AMD> 102.30(-0.44 -0.43%)
    イーライリリー<LLY> 825.91(0.00 0.00%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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