2025年3月21日 15時45分
話題株ピックアップ【夕刊】(2):長野計器、ソフトバンクG、JAL
■長野計器 <7715> 2,039円 +46 円 (+2.3%) 本日終値
長野計器<7715>が後場終盤になって上げ幅を拡大。午後3時ごろ、25年3月期の期末配当予想を22円から24円へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は48円(前期40円)となり、前期実績に対しては8円の増配になる。
■SBIGAM <4765> 717円 +15 円 (+2.1%) 本日終値
SBIグローバルアセットマネジメント<4765>が続伸。午後0時30分ごろ、未定としていた25年3月期の期末配当予想を13円25銭(前年同期13円)にすると発表したことが好感された。年間配当予想は22円(前期21円50銭)となり、前期に比べて50銭の増配になる。
■ソフトバンクグループ <9984> 7,960円 +153 円 (+2.0%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>が3日ぶりに反発した。同社は20日、子会社を通じて米半導体設計企業のアンペア・コンピューティングを買収すると発表した。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。買収額は総額65億ドル(約9730億円)。みずほ銀行をはじめとする取引金融機関から買収資金を調達し、今年後半に取引を完了する予定。約1000人の半導体エンジニアを獲得するとともに、傘下の英半導体アーム・ホールディングス<ARM>の設計力を補完する形で、アンペアの専門的なノウハウを生かしていく。
■三井住友建設 <1821> 436円 +7 円 (+1.6%) 本日終値
三井住友建設<1821>が堅調推移。前営業日の19日取引終了後、旧村上ファンド系の南青山不動産(東京都渋谷区)が三井住友建設の株式を買い増していたことが明らかとなり、支援材料となったようだ。同日に提出された変更報告書によると、共同保有割合は26.97%(従来は25.95%)に上昇した。保有目的について「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は12日。
■ミツウロコG <8131> 1,956円 +27 円 (+1.4%) 本日終値
ミツウロコグループホールディングス<8131>が続伸。19日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を53億円から86億円(前期比30.3%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は3500億円(同13.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、電力事業が想定よりも好調に推移していることが利益を押し上げるという。同時に、自社株307万3178株(発行済み株数の5.11%)を3月31日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は5706万1223株となる。
■東海理化 <6995> 2,367円 +32 円 (+1.4%) 本日終値
東海理化<6995>は7日続伸。この日、飲酒を検知して車両の起動を制御する「アルコール・インターロック機能」の普及加速を目指して、Global Mobility Service(東京都千代田区、以下GMS社)と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。GMS社は、車両の遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS」を開発し、これまでに低与信層へのオートローンサービス提供を可能にしたフィンテックサービスや車両の盗難防止サービスなどを提供しており、東海理化とは「社用車向けアルコール・インターロック機能」を共同開発している。今回の資本・業務提携により東海理は、「MCCS」のアルコール・インターロック用途における独占使用権を獲得。GMSとの協力関係を更に強化することで、アルコール・インターロック市場におけるリーダーシップを確立するとしている。
■菱友システムズ <4685> 7,130円 +90 円 (+1.3%) 本日終値
菱友システムズ<4685>が大幅高で2月14日につけた上場来高値7590円まであと100円に迫る場面があった。情報システム開発会社で、三菱重工業<7011>が同社株の3割強を保有する筆頭株主。製造業を中心にITソリューション提供を行うが、主要納入先でもある三菱重を通じて防衛関連分野で活躍機会が高まってきた。防衛・航空宇宙向けでは、同社が強みとする構造・流体・熱解析などの各種アプリケーションを駆使した高精度な解析シミュレーションサービスが需要を捉えている。25年3月期営業利益は前期比30%増の46億5000万円と過去最高利益を更新する見通しにある。
■日本航空 <9201> 2,678円 +30 円 (+1.1%) 本日終値
日本航空<9201>が4日続伸。目先5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し、今年に入ってからの高値を更新した。19日取引終了後に発表した26年3月期の業績見通しで、最終利益が今期会社側計画比で15%増となる1150億円になるとの予想を示したことから、これが手掛かり材料となった。また、株主還元にも前向きな姿勢をみせ、来期の年間配当は今期計画の80円から12円上乗せの92円にすることも開示した。これに伴う配当利回りの上昇効果が株価の割安感を増幅させている。配当利回りは今期予想ベースで既に3%近くあり、来期を見据えたインカムゲイン狙いの実需買いを誘導している。
■大東建託 <1878> 15,730円 +125 円 (+0.8%) 本日終値
大東建託<1878>が4日続伸。19日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げ、より多くの投資家が投資しやすい環境を整えることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが狙い。
■ACSL <6232> 1,183円 +153 円 (+14.9%) 一時ストップ高 本日終値
ACSL<6232>に物色人気集中。産業向けドローンの専業メーカーで画像処理技術や無人化システムに定評がある。19日取引終了後に未開示だった25年12月期の業績予想を発表、売上高は前期比93%増の51億1000万円と急拡大を見込むほか、経常損益が1億8000万円の黒字(前期は21億8800万円の赤字)と6期ぶりに赤字から脱却する見通しを示したことから、これを材料視する買いを呼び込んだ。株価は今週18日にマドを開けストップ高に買われた後いったん戻り売りをこなし、再びカイ気配スタートで2月13日につけた戻り高値1090円を払拭する展開にある。
株探ニュース
長野計器<7715>が後場終盤になって上げ幅を拡大。午後3時ごろ、25年3月期の期末配当予想を22円から24円へ増額修正したことが好感された。年間配当予想は48円(前期40円)となり、前期実績に対しては8円の増配になる。
■SBIGAM <4765> 717円 +15 円 (+2.1%) 本日終値
SBIグローバルアセットマネジメント<4765>が続伸。午後0時30分ごろ、未定としていた25年3月期の期末配当予想を13円25銭(前年同期13円)にすると発表したことが好感された。年間配当予想は22円(前期21円50銭)となり、前期に比べて50銭の増配になる。
■ソフトバンクグループ <9984> 7,960円 +153 円 (+2.0%) 本日終値
ソフトバンクグループ<9984>が3日ぶりに反発した。同社は20日、子会社を通じて米半導体設計企業のアンペア・コンピューティングを買収すると発表した。今後の収益貢献を期待した買いが入ったようだ。買収額は総額65億ドル(約9730億円)。みずほ銀行をはじめとする取引金融機関から買収資金を調達し、今年後半に取引を完了する予定。約1000人の半導体エンジニアを獲得するとともに、傘下の英半導体アーム・ホールディングス<ARM>の設計力を補完する形で、アンペアの専門的なノウハウを生かしていく。
■三井住友建設 <1821> 436円 +7 円 (+1.6%) 本日終値
三井住友建設<1821>が堅調推移。前営業日の19日取引終了後、旧村上ファンド系の南青山不動産(東京都渋谷区)が三井住友建設の株式を買い増していたことが明らかとなり、支援材料となったようだ。同日に提出された変更報告書によると、共同保有割合は26.97%(従来は25.95%)に上昇した。保有目的について「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。報告義務発生日は12日。
■ミツウロコG <8131> 1,956円 +27 円 (+1.4%) 本日終値
ミツウロコグループホールディングス<8131>が続伸。19日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を53億円から86億円(前期比30.3%減)へ上方修正したことが好感された。売上高は3500億円(同13.2%増)の従来見通しを据え置いたものの、電力事業が想定よりも好調に推移していることが利益を押し上げるという。同時に、自社株307万3178株(発行済み株数の5.11%)を3月31日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は5706万1223株となる。
■東海理化 <6995> 2,367円 +32 円 (+1.4%) 本日終値
東海理化<6995>は7日続伸。この日、飲酒を検知して車両の起動を制御する「アルコール・インターロック機能」の普及加速を目指して、Global Mobility Service(東京都千代田区、以下GMS社)と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。GMS社は、車両の遠隔起動制御IoTデバイス「MCCS」を開発し、これまでに低与信層へのオートローンサービス提供を可能にしたフィンテックサービスや車両の盗難防止サービスなどを提供しており、東海理化とは「社用車向けアルコール・インターロック機能」を共同開発している。今回の資本・業務提携により東海理は、「MCCS」のアルコール・インターロック用途における独占使用権を獲得。GMSとの協力関係を更に強化することで、アルコール・インターロック市場におけるリーダーシップを確立するとしている。
■菱友システムズ <4685> 7,130円 +90 円 (+1.3%) 本日終値
菱友システムズ<4685>が大幅高で2月14日につけた上場来高値7590円まであと100円に迫る場面があった。情報システム開発会社で、三菱重工業<7011>が同社株の3割強を保有する筆頭株主。製造業を中心にITソリューション提供を行うが、主要納入先でもある三菱重を通じて防衛関連分野で活躍機会が高まってきた。防衛・航空宇宙向けでは、同社が強みとする構造・流体・熱解析などの各種アプリケーションを駆使した高精度な解析シミュレーションサービスが需要を捉えている。25年3月期営業利益は前期比30%増の46億5000万円と過去最高利益を更新する見通しにある。
■日本航空 <9201> 2,678円 +30 円 (+1.1%) 本日終値
日本航空<9201>が4日続伸。目先5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し、今年に入ってからの高値を更新した。19日取引終了後に発表した26年3月期の業績見通しで、最終利益が今期会社側計画比で15%増となる1150億円になるとの予想を示したことから、これが手掛かり材料となった。また、株主還元にも前向きな姿勢をみせ、来期の年間配当は今期計画の80円から12円上乗せの92円にすることも開示した。これに伴う配当利回りの上昇効果が株価の割安感を増幅させている。配当利回りは今期予想ベースで既に3%近くあり、来期を見据えたインカムゲイン狙いの実需買いを誘導している。
■大東建託 <1878> 15,730円 +125 円 (+0.8%) 本日終値
大東建託<1878>が4日続伸。19日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げ、より多くの投資家が投資しやすい環境を整えることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが狙い。
■ACSL <6232> 1,183円 +153 円 (+14.9%) 一時ストップ高 本日終値
ACSL<6232>に物色人気集中。産業向けドローンの専業メーカーで画像処理技術や無人化システムに定評がある。19日取引終了後に未開示だった25年12月期の業績予想を発表、売上高は前期比93%増の51億1000万円と急拡大を見込むほか、経常損益が1億8000万円の黒字(前期は21億8800万円の赤字)と6期ぶりに赤字から脱却する見通しを示したことから、これを材料視する買いを呼び込んだ。株価は今週18日にマドを開けストップ高に買われた後いったん戻り売りをこなし、再びカイ気配スタートで2月13日につけた戻り高値1090円を払拭する展開にある。
株探ニュース