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    2025年3月21日 5時20分

    前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

    ■Welby <4438>  404円 (+80円、+24.7%) ストップ高

     Welby <4438> [東証G]がストップ高。19日、スイス製薬大手ノバルティス <NVS> の日本法人であるノバルティスファーマとの間で、高血圧治療ガイドラインにおける降圧目標達成率向上に向けた協業に合意したと発表した。これにより、個人の健康・医療に関わる情報「パーソナル・ヘルス・レコード(PHR)」を活用した血圧管理の向上と適切な高血圧治療が患者に届くことを目指す。

    ■バリューC <9238>  1,608円 (+300円、+22.9%) ストップ高

     バリュークリエーション <9238> [東証G]がストップ高。18日の取引終了後、WEBマーケティング事業などを展開するDad(福岡市中央区)から、新規売り上げ直結型のリストマーケティングサービスであるLisma事業を譲受すると発表したことが好感された。売り上げ・利益の増加だけでなく、既存及び新規クライアントへの提案強化やノウハウ共有による相乗効果が期待できると判断した。取得価額は4000万円。同件による業績への影響は軽微としている。

    ■ペルセウス <4882>  884円 (+150円、+20.4%) ストップ高

     ペルセウスプロテオミクス <4882> [東証G]がストップ高。同社は18日の取引終了後、真性多血症患者を対象とする抗トランスフェリン受容体1抗体PPMX-T003の第1相試験について、治験統括報告書(CSR)が完成したと開示した。全6例において安全性を懸念するような重篤な有害事象は認められず、ヘマトクリットやヘモグロビンなどの赤血球パラメーターで薬効が示唆されたとしている。開示内容を好感した買いが集まり、株価を押し上げたようだ。

    ■DMS <9782>  2,370円 (+400円、+20.3%) ストップ高

     ディーエムエス <9782> [東証S]がストップ高。18日の取引終了後、25年3月期の期末配当予想を49円から199円へ大幅増額修正したことが好感された。中間配当と合わせた年間配当予想は236円(前期79円)となり、157円の増配になる。配当方針の変更に伴うもので、変更前は配当性向60%を目安としていたが、変更後はDOE(純資産配当率)8%を目安としている。

    ■シスロケ <2480>  1,494円 (+244円、+19.5%)

     システム・ロケーション <2480> [東証S]が急騰。18日の取引終了後、25年3月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表したことが好感された。毎年9月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に保有株数に応じて1000円~1万円分のQUOカードを、毎年3月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に保有株数に応じて500~4000円分のQUOカードをそれぞれ贈呈する。

    ■グッドパッチ <7351>  676円 (+100円、+17.4%) ストップ高

     グッドパッチ <7351> [東証G]がストップ高。18日の取引終了後、25年8月期の業績予想の修正を発表し、今期の最終利益予想を従来の見通しから1億6000万円増額して2億7300万円(前期比25倍)に見直した。業況を好感した買いが入ったようだ。今期の売上高予想は5億6600万円増額して49億4600万円(同25.5%増)、営業利益予想は2億1500万円増額して4億1900万円(同12倍)に見直した。営業利益と経常利益は過去最高益の更新を見込む。デザインパートナー事業でのプロジェクトの獲得・継続状況が好調なものとなり、デザイナー稼働率が向上し収益性が改善する。

    ■東ラヂ <7235>  987円 (+112円、+12.8%) 一時ストップ高

     東京ラヂエーター製造 <7235> [東証S]が急騰、一時ストップ高となった。18日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を330億円から339億円(前期比1.5%増)へ、営業利益を14億円から16億円(同14.5%増)へ、純利益を11億円から13億円(同22.7%減)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を13円から28円50銭へ引き上げたことが好感された。国内トラック市場向けが堅調に推移したことに加えて、製品ミックスや原価低減の推進などによる収益改善効果が寄与した。なお、年間配当予想は41円50銭となり、前期実績(23円)に対しては18円50銭の増配になる。同時に、自社株400万株(発行済み株数の27.78%)を3月31日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は1040万株となる。

    ■ミガロHD <5535>  2,870円 (+313円、+12.2%)

     東証プライムの上昇率トップ。ミガロホールディングス <5535> [東証P]が3日続急騰。19日午前11時30分ごろ、子会社DXYZが顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」を活用した施設予約サービス「FreeiD Reserve」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「FreeiD」は、顔を1度登録するだけで、日々の暮らしの様々な行動(入退、本人確認、決済など)を顔認証でつなぎ、鍵や財布を持たずに「顔ダケで、世界がつながる。」を実現するツール。今回提供を開始した「FreeiD Reserve」は施設の登録・予約だけでなく、オンライン決済機能を搭載することで、当日はスムーズな利用が可能になる。既に、安田不動産(東京都千代田区)が開発したレジデンスとオフィスが共存する複合賃貸物件「The glow Mita」でのサービス提供を開始したほか、日東工業 <6651> [東証P]が開発した個室ブース「PRIVATE BOX」との連携も実現したという。

    ■ハピネット <7552>  5,310円 (+495円、+10.3%)

     東証プライムの上昇率2位。ハピネット <7552> [東証P]が続急騰。SBI証券が18日、ハピネットの目標株価を5150円から5720円に増額修正した。投資判断は「買い」を継続する。7月にはガンダムカードゲームの発売が予定されているほか、ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の発売を控えていることもあって、ビデオゲーム事業での収益拡大を想定。映像音楽事業で米国大手とのビデオグラム包括ライセンス契約を締結したこともあって、来期以降もカタリストは豊富で収益モメンタムは強い状況となると予想する。同証券はハピネットの26年3月期営業利益予想を従来の121億5300万円から135億7700万円に引き上げた。

    ■テラドローン <278A>  10,300円 (+890円、+9.5%)

     Terra Drone <278A> [東証G]が続急伸。1万円の大台に乗せ、上場来高値を更新した。同社は前週末14日に25年1月期の決算発表を行い、26年1月期について赤字幅が縮小する見通しを示した。測量・点検・農業用 ドローンを手掛ける同社は、災害復旧事業を手掛ける企業の買収効果を引き出すとともに、測量ではサウジアラビアを主軸に引き続き高い成長を見込む。事業成長のポテンシャルを投資家に印象付けている同社の株式を巡っては、東京証券取引所が18日の取引終了後、信用規制に関する臨時措置の解除を発表。日本証券金融も同日、貸借取引銘柄別増担保金徴収措置の解除を公表している。取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑も加わって、資金の流入を誘う格好となったようだ。

    ■大末建 <1814>  1,961円 (+156円、+8.6%)

     東証プライムの上昇率4位。大末建設 <1814> [東証P]が3日続急伸。新興運用会社のfundnote(東京都港区)が19日付で関東財務局に提出した大量保有報告書(特例対象株券等)で、大末建株の保有割合が6.21%と新たに5%を超えたことが判明。保有目的は「投資信託契約に基づく運用を目的として保有するもの」としている。報告義務発生日は3月14日。これが買い材料視されたようだ。

    ■西菱電機 <4341>  820円 (+49円、+6.4%)

     西菱電機 <4341> [東証S]が3日続急伸。19日午後2時ごろ、未定としていた25年3月期の期末一括配当予想を23円(前期40円)にすると発表しており、好材料視された。同時に配当方針の変更を発表しており、DOE(連結株主資本配当率)1.5%程度、または連結配当性向40%台のいずれか高い方を目安に配当金額を決定するとしている。

    ■オプティマス <9268>  380円 (+20円、+5.6%)

     オプティマスグループ <9268> [東証S]が6日続急伸。同社は18日の取引終了後、オーストラリアの子会社が同国ニューサウスウェールズ州の自動車ディーラーであるMcCarroll Motors社の自動車販売事業を取得すると発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。取得価格は非開示。オーストラリアでの地場優良ディーラーのM&A推進の一環として実施し、同国でのサービス網の拡充につなげる。

    ■オンコリス <4588>  765円 (+37円、+5.1%)

     オンコリスバイオファーマ <4588> [東証G]が急反発。18日の取引終了後、開発中の腫瘍溶解ウイルス療法「OBP-301」(テロメライシン)に関して、厚生労働省の諮問機関であるPMDA(医薬品医療機器総合機構)と先駆け総合評価相談を開始したと発表しており、好材料視された。先駆け総合評価相談は、承認申請に先駆けて「臨床」「品質」「非臨床」「GCTP(再生医療等製品の製造管理及び品質管理の基準)」「信頼性」の評価を受けることで、円滑な優先審査の実現を目指すシステム。なお、食道がんを最初の適応とする 再生医療等製品としての承認申請は25年12月期に行うとしている。

    ■ヤギ <7460>  2,130円 (+100円、+4.9%)

     ヤギ <7460> [東証S]が大幅続伸。18日の取引終了後、配当予想の修正を発表し、好感されたようだ。期末一括配当予想を従来の見通しから12円増額し90円(前期比27円増配)に見直した。今期の業績が計画に沿って推移し、最終利益が過去最高を更新する見込みであることなどを踏まえて配当予想を引き上げた。

    ※19日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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