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    2025年3月13日 22時53分

    センチネルワンが決算受け下落 通期の売上高見通しを嫌気=米国株個別

    (NY時間09:50)(日本時間22:50)
    センチネルワン<S> 18.86(-0.44 -2.28%)

     セキュリティ・プラットフォーム開発のセンチネルワン<S>が下落。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、年ベース経常収益(ARR)が予想を下回っていたほか、通期ガイダンスで予想を下回る売上高見通しを示したことが嫌気されている模様。

     アナリストからは「成長鈍化と通期の6売上高見通しの低調さには苛立ちを覚えるが、同社の強力な技術ポジションには引き続き信頼を寄せている。レノボとの提携による今後の成長の追い風、中小企業向けや情報漏洩に伴う需要改善を期待している」と述べた。

     株価は時間外で大幅安となっていたが、通常取引に入って下げ渋る動きも出ている。

    (11-1月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.01ドル)
    ・売上高:2.25億ドル(予想:2.22億ドル)
    ・年ベース経常収益(ARR):9.20億ドル(予想:9.21億ドル)
    ・粗利益率(調整後):79%(予想:79.1%)

    (2-4月・第1四半期見通し)
    ・売上高:2.28億ドル(予想:2.36億ドル)
    ・粗利益率(調整後):79%(予想:79.2%)

    (2026年度通期見通し)
    ・売上高:10.1億ドル(予想:10.3億ドル)
    ・粗利益率(調整後):78.5~79.5%(予想:79.3%)

    【企業概要】
     AIを搭載した統合型セキュリティ(XDR)プラットフォームを開発・提供する。独自開発のプラットフォームSingularityは、自律的にサイバー攻撃を検知し、大規模・高精度で実行する。また、エンドポイント上での動作により、クラウド未接続時も顧客データを保護する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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