2025年3月6日 2時42分
エアロバイロンメントが決算受け下落 ウクライナ需要後退と山火事が影響=米国株個別
(NY時間12:42)(日本時間02:42)
エアロバイロンメント<AVAV> 134.78(-7.12 -5.02%)
ロボットシステムの設計開発を手掛けるエアロバイロンメント<AVAV>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを下方修正している。
同社は声明で「今年はウクライナの需要からの転換期となったが、四半期の売上高が過去最高となるなど、25年度が好調に推移することが期待される」と述べた。また、ナワビCEOは「第3四半期は南カリフォルニアでの前例のない山火事など、短期的な課題に数多く直面し、目標達成に影響を及ぼした」と述べた。
アナリストは「ウクライナ向け出荷の後退による減収、ロサンゼルスの山火事の混乱が圧迫要因となった。第4四半期は回復を見込んでいるが、出荷が予定されていた4件の対外軍事販売契約(1300万ドル相当)に関する停止を考慮すると、事前予想を下回る可能性がある」と述べた。
(11-1月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.61ドル)
・売上高:1.68億ドル 10.0%減(予想:1.92億ドル)
UxS:0.64億ドル (予想:0.91億ドル)
LMS:0.84億ドル (予想:0.86億ドル)
MW:0.20億ドル (予想:0.18億ドル)
・受注残:7.64億ドル
・粗利益率:38.0%(予想:36.9%)
・EBITDA(調整後):2180万ドル(予想:2850万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.92~3.13ドル(従来:3.18~3.49ドル)(予想:3.43ドル)
・売上高:7.80~7.95億ドル(従来:7.90~8.20億ドル)(予想:8.20億ドル)
・EBITDA(調整後):1.35~1.42億ドル(従来:1.43~1.53億ドル)(予想:1.49億ドル)
【企業概要】
政府機関や企業を対象に、インテリジェントでマルチドメインなロボットシステムと関連サービスの設計・開発・生産・提供・サポートを行う。主に米国国防総省および国際連合政府向けに、無人航空機システムや、戦術ミサイルシステム、無人地上車両、その他関連サービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
エアロバイロンメント<AVAV> 134.78(-7.12 -5.02%)
ロボットシステムの設計開発を手掛けるエアロバイロンメント<AVAV>が大幅安。前日引け後に11-1月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを下方修正している。
同社は声明で「今年はウクライナの需要からの転換期となったが、四半期の売上高が過去最高となるなど、25年度が好調に推移することが期待される」と述べた。また、ナワビCEOは「第3四半期は南カリフォルニアでの前例のない山火事など、短期的な課題に数多く直面し、目標達成に影響を及ぼした」と述べた。
アナリストは「ウクライナ向け出荷の後退による減収、ロサンゼルスの山火事の混乱が圧迫要因となった。第4四半期は回復を見込んでいるが、出荷が予定されていた4件の対外軍事販売契約(1300万ドル相当)に関する停止を考慮すると、事前予想を下回る可能性がある」と述べた。
(11-1月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.61ドル)
・売上高:1.68億ドル 10.0%減(予想:1.92億ドル)
UxS:0.64億ドル (予想:0.91億ドル)
LMS:0.84億ドル (予想:0.86億ドル)
MW:0.20億ドル (予想:0.18億ドル)
・受注残:7.64億ドル
・粗利益率:38.0%(予想:36.9%)
・EBITDA(調整後):2180万ドル(予想:2850万ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.92~3.13ドル(従来:3.18~3.49ドル)(予想:3.43ドル)
・売上高:7.80~7.95億ドル(従来:7.90~8.20億ドル)(予想:8.20億ドル)
・EBITDA(調整後):1.35~1.42億ドル(従来:1.43~1.53億ドル)(予想:1.49億ドル)
【企業概要】
政府機関や企業を対象に、インテリジェントでマルチドメインなロボットシステムと関連サービスの設計・開発・生産・提供・サポートを行う。主に米国国防総省および国際連合政府向けに、無人航空機システムや、戦術ミサイルシステム、無人地上車両、その他関連サービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース