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    2025年2月28日 0時18分

    スノーフレイクが決算受け上昇 AI製品に楽観的なシグナル=米国株個別

    (NY時間10:15)(日本時間00:15)
    スノーフレイク<SNOW> 181.86(+15.67 +9.43%)

     クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレイク<SNOW>が大幅高。前日引け後に11-1月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。重要な指標である進行中の残存履行義務も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、通期の製品売上高の見通しが予想を若干上回った。最近投入したAI製品の採用に関連して楽観的なシグナルを送っている。

     同社は、マイクロソフト<MSFT>との提携強化を発表。顧客が同社のシステムを通じてオープンAIのモデルに直接アクセスできるようにすることで合意した。昨年11月にもAIスタートアップのアンソロピック社と同様の提携を発表した。

     同社は様々なソースからのデータの取り込みと分析を行うソフトウエアを開発。ラマスワミCEOは、この1年間にAI製品の追加投入と、同社のプラットフォームに保存されたデータ上での大規模言語モデル(LLM)のより容易な利用を推進してきた。

     アナリストは「同社は第4四半期に製品の利益が改善し、26年度も製品売上高の24%の増加見通しを示している。それは、同社のプラットフォームに、より多くのLLMが追加されたことで、使用量ベースの課金モデルが改善したことを示唆している」と述べた。

    (11-1月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.18ドル)
    ・売上高:9.87億ドル(予想:9.58億ドル)
      製品:9.43億ドル(予想:9.16億ドル)
      プロフェッショナル・サービス・その他:4350万ドル(予想:4210万ドル)
    ・粗利益率(調整後):73%(予想:72.2%)
    ・売上高維持率:126%(予想:124%)
    ・進行中の残存履行義務:69億ドル(予想:66.7億ドル)

    (2-4月・第1四半期見通し)
    ・製品売上高:9.55~9.60億ドル(予想:9.63億ドル)
    ・営業利益率(調整後):5%

    (26年度通期見通し)
    ・製品売上高:42.8億ドル(予想:42.3億ドル)
    ・営業利益率(調整後):8%

    【企業概要】
     世界の企業に、データとAIを中核とするクラウドコンピューティングプラットフォームを提供する。顧客がデータを単一の信頼できる情報源に統合し、有意義な洞察を導き出し、クエリを実行し、AIを適用してビジネス上の問題を解決し、データアプリケーションを構築し、データとデータ製品の共有を可能にする。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース