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    2025年2月27日 0時59分

    引け後にエヌビディアの決算 懸念払しょくできるか注目 ブラックウェルの動向も 見通しは控えめとの指摘=米国株個別

    (NY時間10:59)(日本時間00:59)
    エヌビディア<NVDA> 132.14(+5.51 +4.35%)

     エヌビディア<NVDA>に買いが強まっている。本日は引け後に11-1月期(第4四半期)の決算が発表され、それに向けた動きが出ているものと思われる。このとことのマグニフィセント7は下落基調にある中、今回もAI投資に関する最新情報を得るうえで、同社の決算に市場は注目している。

     特に中国のディープシークが低コストでAIモデルを開発できたと主張したことで、データセンター事業者がAIへの投資を縮小するのではとの懸念が高まっている。今回の同社の決算がその懸念を払しょくしてくれるか注目される。

     また、同社は主力チップを従来の「ホッパー」からAI向け次世代チップ「ブラックウェル」へ移行している最中だが、その動きがスムーズに進んでいるかにも投資家は注目するだろう。ブラックウェルがより入手しやすくなるまで、顧客は購入を抑える可能性があるとの指摘も一部からは出ている。

    ◆アナリストの事前コメント1
     12月のアジア市場のチェックでは、特に第2四半期にホッパーが積極的な減産が行われ、ブラックウェルの増産をほぼ相殺してしまう可能性が示唆されており、上半期はより控えめな数字になることが示唆されている。これが業績の透き間を生み出すとまでは考えていないが、2-4月期(第1四半期)の業績見通しは控えめになる可能性もある。

    ◆アナリストの事前コメント2
     エヌビディアのサプライチェーンとの最近の対話では、顧客の支出の傾向は堅調で、ブラックウェルの需要に減速の兆しは見られない。それでも、経営陣が今後数四半期について控えめな見通しを示したとしても、驚くことではない。

    【事前の予想ガイダンス】
    (11-1月期・第4四半期)
    ・1株利益:0.84ドル
    ・売上高:382.4億ドル
     データセンター:340.6億ドル
      コンピュート:301.7億ドル
      ネットワーク:35.7億ドル
     ゲーミング:30.2億ドル
     プロフェッショナル:5.07億ドル
     自動車:4.59億ドル

    (2-4月期・第1四半期見通し)
    ・売上高:422.6億ドル
    ・粗利益率(調整後):72.1%
    ・資本支出:7.6億ドル

    (通期見通し)
    ・売上高:1986.3億ドル
    ・資本支出:32.3億ドル

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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