（NY時間10:46）（日本時間00:46）
ビメオ<VMEO>　5.35（-1.43　-21.12%）

　動画配信プラットフォームを手掛けるビメオ<VMEO>が大幅安。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。第１四半期のガイダンスも予想を下回る売上高を見込んでいるほか、営業損益は予想外の赤字を見込んだ。

　通期についても予想を下回るＥＢＩＴＤＡ見通しを示している。同社は、事業に最大３０００万ドルを段階的な投資の意向を示した。売上高の増加を研究開発費と販管費の増加で相殺される。

（１０－１２月・第４四半期）
・１株利益：0.01ドル（予想：0.03ドル）
・売上高：1.03億ドル　2.3％減（予想：1.05億ドル）
・粗利益率：78.0％（予想：78.4％）
・EBITDA（調整後）：1070万ドル（予想：1070万ドル）

（１－３月・第１四半期見通し）
・売上高：約1.00億ドル（予想：1.03億ドル）
・営業損益：約900万ドル赤字（予想：219万ドル黒字）

（通期見通し）
・EBITDA（調整後）：2500～3000万ドル（予想：5260万ドル）

【企業概要】
　SaaSベースのビデオツールを提供する。ライブ・オンデマンドでのビデオの制作・編集・ストリーミング、チームのアクセスや権限の管理、ユーザーやチーム間で共有のビデオライブラリの一元管理、および視聴者のエンゲージメントや離脱率など、プラットフォーム上での動画のパフォーマンスの測定も行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース