2025年2月19日 23時50分
トール・ブラザーズが決算受け下落 住宅販売戸数や受注件数が予想下回る＝米国株個別
（NY時間09:47）（日本時間23:47）
トール・ブラザーズ<TOL> 113.72（-8.33 -6.83%）
高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が下落。前日引け後に１１－１月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高が予想を下回った。住宅販売戸数や受注件数も予想を下回っている。また、ガイダンスも公表し、住宅販売戸数は予想を下回る見通しを示した。住宅ローン金利の高止まりや、その他の住宅費用負担が一部の買い手の重しとなっていることが示唆されている。
アナリストからも慎重なコメントが出ている。「同社の説明は春先の販売シーズンにおける業績がまちまちであることを示唆しており、一部の同業他社が指摘するような明るい見通しではなく、最新の状況を反映している。顧客へのインセンティブも引き続き高水準で推移しているが、それは利益にリスクをもたらす可能性がある」と述べている。
（１１－１月・第１四半期）
・１株利益：1.75ドル（予想：2.03ドル）
・売上高：18.6億ドル（4.6％減）（予想：19.2億ドル）
・住宅粗利益率（調整後）：26.9％（予想：26.1％）
・住宅販売戸数：1991戸（予想：2037戸）
・受注件数：2307戸（予想：2441戸）
・コミュニティ数：406（予想：412）
・未処理件数：6312（予想：6418）
・未処理残高：69.4億ドル（予想：68.2億ドル）
（２－４月・第２四半期見通し）
・住宅販売戸数：2500～2700戸（予想：2781戸）
・住宅粗利益率（調整後）：27.3％（予想：27％）
・コミュニティ数：415（予想：421）
（通期見通し）
・住宅販売戸数：1万1200～1万1600戸（予想：1万1473戸）
・住宅粗利益率（調整後）：27.3％（予想：27.1％）
・コミュニティ数：440～450（予想：442）
【企業概要】
米国で高級住宅の設計・建設・販売に従事する。主に自社で開発した土地で、戸建住宅、集合住宅、マスタープラン、低・中・高層住宅を販売する。住宅ローン・保険・造園等のサービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
トール・ブラザーズ<TOL> 113.72（-8.33 -6.83%）
高級住宅建設のトール・ブラザーズ<TOL>が下落。前日引け後に１１－１月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益、売上高が予想を下回った。住宅販売戸数や受注件数も予想を下回っている。また、ガイダンスも公表し、住宅販売戸数は予想を下回る見通しを示した。住宅ローン金利の高止まりや、その他の住宅費用負担が一部の買い手の重しとなっていることが示唆されている。
アナリストからも慎重なコメントが出ている。「同社の説明は春先の販売シーズンにおける業績がまちまちであることを示唆しており、一部の同業他社が指摘するような明るい見通しではなく、最新の状況を反映している。顧客へのインセンティブも引き続き高水準で推移しているが、それは利益にリスクをもたらす可能性がある」と述べている。
（１１－１月・第１四半期）
・１株利益：1.75ドル（予想：2.03ドル）
・売上高：18.6億ドル（4.6％減）（予想：19.2億ドル）
・住宅粗利益率（調整後）：26.9％（予想：26.1％）
・住宅販売戸数：1991戸（予想：2037戸）
・受注件数：2307戸（予想：2441戸）
・コミュニティ数：406（予想：412）
・未処理件数：6312（予想：6418）
・未処理残高：69.4億ドル（予想：68.2億ドル）
（２－４月・第２四半期見通し）
・住宅販売戸数：2500～2700戸（予想：2781戸）
・住宅粗利益率（調整後）：27.3％（予想：27％）
・コミュニティ数：415（予想：421）
（通期見通し）
・住宅販売戸数：1万1200～1万1600戸（予想：1万1473戸）
・住宅粗利益率（調整後）：27.3％（予想：27.1％）
・コミュニティ数：440～450（予想：442）
【企業概要】
米国で高級住宅の設計・建設・販売に従事する。主に自社で開発した土地で、戸建住宅、集合住宅、マスタープラン、低・中・高層住宅を販売する。住宅ローン・保険・造園等のサービスも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース