（NY時間11:33）（日本時間01:33）
フルーア<FLR>　39.61（-3.80　-8.74%）

　インフラ建設を手掛けるフルーア<FLR>が下落。取引開始前に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。新規受注が７０％減少したほか、受注残も予想を下回っている。通期のガイダンスも公表しており、予想を下回る１株利益の見通しを示した。

　現会長兼ＣＥＯのコンスタブル氏が執行役会長に就任し、５月１日よりＣＯＯのブルーアー氏がＣＥＯに就任する人事も発表した。

（１０－１２月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.48ドル（予想：0.78ドル）
・売上高：42.6億ドル　12％増（予想：44.7億ドル）
　　・エネルギー：15.2億ドル（予想：15.2億ドル）
　　・都市：20.0億ドル（予想：20.5億ドル）
　　・ミッション：6.54億ドル（予想：6.72億ドル）
・受注残：284.8億ドル（予想：307.8億ドル）
・新規受注：23.1億ドル　70％減

（通期見通し）
・１株利益（調整後）：2.25～2.75ドル（予想：2.95ドル）
・EBITDA（調整後）：5.75～6.75億ドル

【企業概要】
　世界の先端技術・製造・化学・インフラ・ライフサイエンス・エネルギーなどの業界や政府機関向けに、EPC(設計・調達・建設)、製造とモジュール化、プロジェクト管理サービスを提供する。配管・機械・電気・制御システムや、プロセスエンジニアリング・インタラクティブ3Dモデリング等を手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース