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    2025年2月12日 23時47分

    スーパー・マイクロが上げ再び加速 26年度の見通しがフォロー=米国株個別

    (NY時間09:43)(日本時間23:43)
    スーパー・マイクロ<SMCI> 42.05(+3.44 +8.92%)

     スーパー・マイクロ<SMCI>が上げを再び加速している。前日引け後に10-12月期(第2四半期)の暫定決算を公表し、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しに修正したほか、通期の売上高見通しも下方修正した。この発表直後は時間外で急速に売られていたものの、動きが一巡すると買いが加速している。

     リャンCEOの26年度に対する見通しがフォローとなっている模様。同CEOは声明で「われわれの最先端の直接液体冷却(DLC)技術は今後12カ月間に30%以上の新規データセンターに採用されることが見込まれ、われわれはエヌビディア<NVDA>のブラックウェルをベースとしたAIインフラの設計受注を拡大する好位置につけている」と述べた。また、「この技術移行はわれわれにとって強固な基盤を築くものになると見ており、26年度には400億ドルの売上高を達成する道筋ができる」と語った。

     同社はまた、2024年8月の空売り筋のレポートにおける申し立てを受けて、米司法省と米証券取引委員会(SEC)から書類提出を求める召喚状を受け取ったことを明らかにし、要請に協力していると述べた。さらに、定期報告書の提出遅延に関連して、同社に複数の訴訟が提起されたが、これらの申し立てには根拠がないと考えていると述べている。

     同社は2024年12月31日締めの四半期報告書(10-Q)、2024年6月30日締めの通期報告書(10-K)、および2024年9月30日締めの10-Qを2025年2月25日までに提出する予定だとしている。

    (10-12月・第2四半期暫定)
    ・1株利益(調整後):0.58~0.60ドル(従来:0.56~0.65ドル)(予想:0.64ドル)
    ・売上高:56~57億ドル(従来:55~61億ドル)(予想:58.1億ドル)

    (1-3月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.46~0.62ドル
    ・売上高:50~60億ドル

    (通期見通し)
    ・売上高:235~250億ドル(従来:260~300億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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