2025年2月12日 23時30分
年内一杯は金利据え置きとの観測が広がる
本日発表になった1月の米消費者物価指数(CPI)を受けて、市場では株安・ドル高、利回り高の反応が強まっている。米CPIはディスインフレが順調に進んでいない状況を明らかに示しており、FRBの追加利下げへの期待もさらに後退している。短期金融市場では次回の利下げは9月から12月まで後退している状況。
これを受けて市場では、FRBは年内一杯、金利を据え置くとの観測が広がっている。インフレとインフレ期待の両方が上昇しており、FRBは高金利を長期に渡って維持することでこの状況に対応する必要があるとの指摘も出ている。
現時点でFRBにできることは様子見だとし、経済指標がインフレの進展を示唆するのを待つだけだという。さらにインフレ指標ないしインフレ期待が上昇すれば、次の行動は利上げになる可能性も十分にあるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
これを受けて市場では、FRBは年内一杯、金利を据え置くとの観測が広がっている。インフレとインフレ期待の両方が上昇しており、FRBは高金利を長期に渡って維持することでこの状況に対応する必要があるとの指摘も出ている。
現時点でFRBにできることは様子見だとし、経済指標がインフレの進展を示唆するのを待つだけだという。さらにインフレ指標ないしインフレ期待が上昇すれば、次の行動は利上げになる可能性も十分にあるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース