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    2025年2月12日 7時14分

    スーパー・マイクロが時間外で乱高下 第2四半期の暫定決算と当局からの召喚状を明らかに=米国株個別

    (NY時間17:12)(日本時間07:12)時間外
    スーパー・マイクロ<SMCI> 41.98(+3.37 +8.73%)

     スーパー・マイクロ<SMCI>が時間外で乱高下。引け後に10-12月期(第2四半期)の暫定決算を公表し、1株利益、売上高とも予想を下回る見通しに修正したほか、通期の売上高見通しも下方修正した。

     リャンCEOは声明で「われわれの最先端の直接液体冷却(DLC)技術は今後12カ月間に30%以上の新規データセンターが採用されると予想され、われわれはエヌビディア<NVDA>のブラックウェルをベースとしたAIインフラの設計受注を拡大する好位置につけている」と述べた。「この技術移行はわれわれにとって強固な基盤を築くものになると見ており、26年度には400億ドルの売上高を達成する道筋ができる」とも語った。

     また、同社は2024年8月の空売り筋のレポートにおける申し立てを受けて、米司法省と米証券取引委員会(SEC)から書類提出を求める召喚状を受け取ったことを明らかにし、要請に協力していると述べた。さらに、定期報告書の提出遅延に関連して、同社に複数の訴訟が提起されたが、これらの申し立てには根拠がないと考えていると述べている。

     同社は2024年12月31日締めの四半期報告書(10-Q)、2024年6月30日締めの通期報告書(10-K)、および2024年9月30日締めの10-Qを2025年2月25日までに提出する予定だとしている。

     また、2028年満期のクーポン2.25%の転換社債型新株予約権付社債7億ドルの私募での発行、および2029年満期の転換社債型新株予約権付社債の条件変更に合意したとも発表した。

     株価はこのニュースが伝わった直後は急速に売りが強まったものの、直ぐに買い戻され、逆に上げが加速している。

    (10-12月・第2四半期暫定)
    ・1株利益(調整後):0.58~0.60ドル(従来:0.56~0.65ドル)(予想:0.64ドル)
    ・売上高:56~57億ドル(従来:55~61億ドル)(予想:58.1億ドル)

    (1-3月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.46~0.62ドル
    ・売上高:50~60億ドル

    (通期見通し)
    ・売上高:235~250億ドル(従来:260~300億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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