2025年2月5日 23時56分
マテルが決算受け大幅高 関税の影響でバービー人形などの値上げを検討=米国株個別
(NY時間09:52)(日本時間23:52)
マテル<MAT> 20.96(+2.89 +15.97%)
バービー人形など玩具のマテル<MAT>が大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスでも予想を上回る1株利益の見通しを示している。
同社はトランプ関税に伴うコスト増を相殺するため、バービー人形やミニカー「ホットウィール」などの値上げを検討していることを明らかにした。
クライツCEOは「まずサプライチェーンの効率化や一部生産施設の移転を検討した上で、追加コストを消費者に転嫁するかどうかを決定する」と述べた。同社の原材料調達先は中国が約40%、メキシコが約10%を占める。
同社は、玩具への需要低迷で昨年の年間売上高は1.1%減少したが、25年にはプラスに転じると予想。最大3%の増収を見込んでいる。また、同社は6億ドル相当の自社株買いを目指している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.35ドル(予想:0.20ドル)
・売上高:18.8億ドル(予想:18.4億ドル)
人形:7.349億ドル(予想:7.046億ドル)
幼児・児童・就学前児童:2.76億ドル(予想:2.97億ドル)
車両:5.44億ドル(予想:5.11億ドル)
アクションフィギュア、ビルディングセット、ゲーム、その他:3.27億ドル(予想:3.15億ドル)
北米:10.6億ドル
・粗利益率(調整後):50.8%(予想:48.4%)
・EBITDA(調整後):2.49億ドル(予想:1.97億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.66~1.72ドル(予想:1.56ドル)
・売上高:2~3%増
・営業利益(調整後):7.40~7.65億ドル
・FCF:約6億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マテル<MAT> 20.96(+2.89 +15.97%)
バービー人形など玩具のマテル<MAT>が大幅高。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。通期のガイダンスでも予想を上回る1株利益の見通しを示している。
同社はトランプ関税に伴うコスト増を相殺するため、バービー人形やミニカー「ホットウィール」などの値上げを検討していることを明らかにした。
クライツCEOは「まずサプライチェーンの効率化や一部生産施設の移転を検討した上で、追加コストを消費者に転嫁するかどうかを決定する」と述べた。同社の原材料調達先は中国が約40%、メキシコが約10%を占める。
同社は、玩具への需要低迷で昨年の年間売上高は1.1%減少したが、25年にはプラスに転じると予想。最大3%の増収を見込んでいる。また、同社は6億ドル相当の自社株買いを目指している。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.35ドル(予想:0.20ドル)
・売上高:18.8億ドル(予想:18.4億ドル)
人形:7.349億ドル(予想:7.046億ドル)
幼児・児童・就学前児童:2.76億ドル(予想:2.97億ドル)
車両:5.44億ドル(予想:5.11億ドル)
アクションフィギュア、ビルディングセット、ゲーム、その他:3.27億ドル(予想:3.15億ドル)
北米:10.6億ドル
・粗利益率(調整後):50.8%(予想:48.4%)
・EBITDA(調整後):2.49億ドル(予想:1.97億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.66~1.72ドル(予想:1.56ドル)
・売上高:2~3%増
・営業利益(調整後):7.40~7.65億ドル
・FCF:約6億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース