＊ISM非製造業景気指数（1月）0:00
予想　54.0　前回　54.1

　このあと日本時間０時に１月のＩＳＭ非製造業景気指数が発表される。予想は５４．０と前回とほぼ同水準が見込まれている。

　前回１２月は事業活発化と受注増加も示され、サービス業への需要は底堅い推移が示されていた。また、トランプ関税
の脅威への影響もあって、仕入価格が２０２３年２月以来の高水準となり、インフレの根強さを改めて示していた。

　今回も仕入価格の動向に変化はないと見られているが、消費支出のデータによると、１月の冬の嵐とロサンゼルスの山火事の影響により、飲食、宿泊施設、航空輸送への支出が概ね減速を示しており、また、高頻度の給与データによると、大半のサービス業の雇用水準が比較的安定を示している。

　それらの点から、今回は拡大は示されるものの、予想を下回るケースも留意される。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース