株探米国株

NYダウ (21日終値)
43,428.02
-748.63
-1.70%
S&P500 (21日終値)
6,013.13
-104.39
-1.71%
ナスダック総合 (21日終値)
19,524.00
-438.36
-2.20%
探検
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  テスラ、売買交錯 冴えない決算もロボタクシー実現への期待=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2025年1月31日 0時22分

    テスラ、売買交錯 冴えない決算もロボタクシー実現への期待=米国株個別

    (NY時間10:22)(日本時間00:22)
    テスラ<TSLA> 392.11(+3.01 +0.77%)

     テスラ<TSLA>が前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を下回った。EV需要が低迷する中、同社が直面する試練を浮き彫りにしている。

     ただ、同社株は発表直後に時間外で売りが強まっていたが、一巡後は買い戻しが強まり、時間外で上げに転じていた。しかし、通常取引に入ると売買が交錯する展開が見られている。

     同社は手頃な価格のモデルに関する計画は予定通りで、上半期に生産を開始する見通しを示した。ロボタクシーの「サイバーキャブ」も2026年に向けて順調と述べている。同社は、ロボタクシーのサービスを6月にテキサス州オースティンで開始する予定で、その後も年内に他の地域に運行を拡大する計画。マスクCEO「これは夢物語ではない。文字通りあと5カ月だ」と述べた。

     同社は、現在の手法と次世代プラットフォームを組み合わせた生産アプローチについて、コスト低減が従来予想よりも小幅に留まると警告したが、この方法によって、不確実な時代に生産をより効率的に拡大できる見通しだと述べた。昨年は10年強ぶりに納車台数が減少したが、今年は成長回帰を予想しているとも述べた。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):0.73ドル(予想:0.75ドル)
    ・売上高:257.1億ドル 2.1%増(予想:272.1億ドル)
    ・粗利益率:16.3%(予想:18.9%)
    ・営業利益:15.8億ドル(予想:26.8億ドル)
    ・FCF:20.3億ドル(予想:17.5億ドル)
    ・設備投資:27.8億ドル (予想:27.2億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース