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    2025年1月31日 0時10分

    メタが決算受け上昇 ザッカーバーグCEOの会見に反応=米国株個別

    (NY時間10:07)(日本時間00:07)
    メタ<META> 704.39(+27.90 +4.12%)

     メタ・プラットフォームズ<META>が上昇。前日引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。広告収入、アプリ関連とも予想を上回っている。ただ、発表直後は時間外で冴えない反応を示していた。

     第1四半期の売上高見通しが予想を下回ったことや、市場が注目していた総経費および資本支出の見通しが予想以上であることが示されたことが嫌気されている。AIやその他の未来志向の製品への多額の投資を支えるために、デジタル広告事業を迅速に成長させることができるのかという疑問が生じた。

      しかし、その後に株価は上昇に転じている。ザッカーバーグCEOの決算説明会が行われ、それに反応した模様。同CEOは「今年がわれわれにとって本当に大きな年になる。同社のAIモデルは多くの進歩を遂げるだろう。長期構想の大半が今年末までにかなり明確になる」と述べた。

     また、中級エンジニアと同等の品質でコードを作成できるAIも登場する可能性がある。同CEOは「楽しい驚きをいくつか共有する」とも語っている。

     今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き上げも相次いだ。アナリストの1人は「売上高が予想を上回り、ファミリー・オブ・アプリの営業利益も予想を大幅に上回った。リアリティ・ラボの損失が予想を下回ったことで、貢献利益率(売上高から変動費を引いた利益の割合)が大幅に増加した」と述べ、目標株価を従来の700ドルから800ドルに引き上げた。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益:8.02ドル(予想:6.78ドル)
    ・売上高:483.9億ドル 21%増(予想:469.8億ドル)
      ・広告:467.8億ドル 21%増(予想:456.5億ドル)
      ・アプリ関連:473.0億ドル 21%増(予想:460.8億ドル)
      ・リアリティ・ラボ:10.8億ドル(予想:11.1億ドル)
      ・その他:5.19億ドル(予想:4.33億ドル)
    ・営業利益:233.7億ドル(予想:200.9億ドル)
    ・営業利益率:48%(予想:42.6%)
    ・1日平均ファミリーサービス利用者数:33.5億人(予想:32.8億人)

    (1-3月・第1四半期見通し)
    ・売上高:395~418億ドル(予想:416.7億ドル)

    (通期見通し)
    ・総経費:1140~1190億ドル(予想:1080億ドル)
    ・資本支出:600~650億ドル(予想:524億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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