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    2025年1月31日 0時04分

    UPSが決算受け大幅安 アマゾンとの取扱量を50%以上削減の計画示す=米国株個別

    (NY時間10:01)(日本時間00:01)
    UPS<UPS> 113.55(-20.23 -15.12%)

     貨物輸送のUPS<UPS>が大幅安。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益が予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応を示している。通期の売上高見通しが予想を大きく下回っていることが嫌気されている模様。同社は年内に最大顧客(アマゾン<AMZN>と思われる)の取扱量を50%以上削減したい意向を示している。

     アナリストは「アマゾンの取扱量減少により、米国内ネットワークの大幅な再編成が促されるだろう。利益率の低い企業間取引の取扱量削減とアマゾンへの依存度低下は、それ自体はネガティブなものではないが、米国内セグメントの今後の見通しと、アマゾンの取扱量の残り50%を取り巻く合意を評価するには、より詳細な情報が求められる」と述べた。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):2.75ドル(予想:2.53ドル)
    ・売上高:253億ドル 1.5%増(予想:254億ドル)
      米国:173.1億ドル(予想:172.4億ドル)
      海外:49.2億ドル(予想:48.3億ドル)
      サプライチェーンソリューション:30.7億ドル(予想:33.5億ドル)
    ・営業利益率(調整後):12.3%(予想:11.5%)
    ・総小包数:16.2億個(予想:16.5億個)
    ・1件当たりの売上高:13.44ドル(予想:13.33ドル)

    (通期見通し)
    ・売上高:約890億ドル(予想:949億ドル)
    ・FCF:約57億ドル
    ・営業利益率:約10.8%

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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