（NY時間10:09）（日本時間00:09）
グレコ<GGG>　82.45（-3.51　-4.08%）

　産業用アプリ開発のグレコ<GGG>が下落。前日引け後に１０－１２月期決算（第４四半期）を発表し、１株利益、売上高とも予想を下回った。産業分野が冴えなかった。

　シーハンＣＥＯは、２５年通期の既存事業売上高の伸びを１桁前半と見込んでいるほか、１１月にコロボ社の買収を完了し、第４四半期の売上高の伸びに３％寄与したとも述べた。

　共通の顧客や販売代理店を中心としたグローバル事業への再編は完了しており、その結果、われわれのチームは増益を推進する体制が整ったとも語っている。

（１０－１２月・第４四半期）
・１株利益（調整後）：0.64ドル（予想：0.76ドル）
・売上高：5.49億ドル　3.2％減、予想：5.57億ドル）
　　・産業用：1.66億ドル（予想：1.87億ドル）
　　・プロセス：1.36億ドル（予想：1.29億ドル）
　　・請負業者：2.47億ドル（予想：2.44億ドル）

【企業概要】
　米州・EMEA・アジア太平洋地域の製造業・加工業・建設業・整備業等向けに、産業・商業用アプリケーションにおける液体・コーティング管理の技術と専門知識を提供する。流体および粉末材料の移動・計測・混合・制御・分配・噴霧に使用されるシステムと機器の設計・製造・販売を行う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース