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    2025年1月23日 23時47分

    GEエアロが決算受け上昇 70億ドルの自社株買いと30%の増配も発表=米国株個別

    (NY時間09:47)(日本時間23:47)
    GEエアロ<GE> 205.55(+17.19 +9.13%)

     航空機エンジンのGEエアロスペース<GE>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。サプライチェーンの制約を乗り越え、メンテナンスの受注残もうまく活用した。ガイダンスも公表し、売上高、1株利益とも2桁の伸びを見込んでいる。そのほか、70億ドルの自社株買いと30%の増配計画も発表。

     カルプCEOは声明で「2025年を見据え、われわれは100%を超えるフリーキャッシュフロー(FCF)転換率とともに、2桁の売上高および1株利益の伸びを予想している」と述べた。

     今回の結果はサプライチェーンの混乱や、最大顧客であるボーイング<BA>における問題に悩まされる業界で、同社がどのようにして舵取りを行っているかを示している。

    (10-12月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):1.32ドル(予想:1.04ドル)
    ・売上高:98.8億ドル (予想:94.8億ドル)
      商用エンジン・サービス:76.5億ドル(予想:73.5億ドル)
      防衛・推進技術:25.2億ドル(予想:24.9億ドル)
    ・FCF(調整後):15.2億ドル(予想:12.8億ドル)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):5.10~5.45ドル(予想:5.35ドル) ・売上高:2桁の伸び
    ・営業利益(調整後):78~82億ドル
    ・FCF(調整後):63~68億ドル(予想:62.9億ドル)

    【企業概要】
     ゼネラル・エレクトリック社の航空機エンジン事業をブランドネームのGE Aerospaceとして展開。登記上の社名はGeneral Electric Company。民間用、および戦闘機・爆撃機・ヘリコプターなどの防衛用航空機エンジンや、防衛用船舶エンジン、統合エンジンコンポーネント、電力および機械式航空機システムを設計・製造・販売する。スペアパーツの販売と、メンテナンス・修理・オーバーホールサービスも行う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース