株探米国株

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    2025年1月23日 22時48分

    ダウ先物は小幅高 全体的に上げ一服 本日はトランプ大統領がダボス会議でスピーチ=米国株

    米株価指数先物(3月限)(NY時間08:36)(日本時間22:36)
    ダウ先物 44386(+33.00 +0.07%)
    S&P500 6112.75(-7.75 -0.13%)
    ナスダック100先物 21888.50(-112.00 -0.51%)

     きょうの米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高となっているものの、S&P500、ナスダック100は軟調。今週の米株式市場はトランプ大統領の就任後に買いが強まった。巨額のAI投資計画の発表を受けてIT・ハイテク株が上げをリード。トランプ大統領による減税や規制緩和への期待感、そして堅調な成長の兆しから後押しを受けトランプトレードが復活していた。しかし、本日はその動きも一服している模様。

     関税が依然として懸念材料ではあるものの、トランプ大統領がホワイトハウスに戻ってからの数日間、課税に関する具体的な行動が見られないことに投資家は安心しているようだ。一部からは「関税引き上げや規制緩和などの影響について市場は引き続き考えを巡らせている。この不確実性の中、投資家はこれまでのところ好調な決算シーズンや経済データから指針を見出そうとしている」といった声も聞かれる。

     なお、本日はトランプ大統領がダボス会議でオンラインでのスピーチを予定しており、注目されそうだ。

     一方、FRBは来週のFOMCに向けて委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っている。FRBは来週のFOMCで金利を据え置く見通しだ。FRBについては、「トランプ大統領の政策は短期的には成長を促進するが、中期的にはインフレも促進する。つまり、FRBは2025年には最もタカ派的な中銀になるだろう」との指摘も出ている。

     航空機エンジンのGEエアロスペース<GE>が決算を受け時間外で上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。サプライチェーンの制約を乗り越え、メンテナンスの受注残もうまく活用した。ガイダンスも公表し、売上高、1株利益とも2桁の伸びを見込んでいる。70億ドルの自社株買いと30%の増配計画も発表。

     アメリカン航空<AAL>が決算を受け時間外で下落。第1四半期のガイダンスを嫌気しており、1株損益は予想外の赤字を見込んだ。ライバル航空会社が例年にない冬の需要の高まりと国内運賃の高騰で利益を上げている中、予想外の損失を見込んだ格好。

     ゲーム開発のエレクトロニック・アーツ<EA>が時間外で大幅安。前日引け後に10-12月期の暫定決算(第3四半期)を公表し、失望感が広がっている。

     低軌道衛星を利用したブロードバンド・ネットワークを構築するASTスペースモバイル<ASTS>が時間外で大幅安。前日引け後に私募による転換社債の発行を発表した。

    (NY時間08:46)(日本時間22:46)時間外
    GEエアロ<GE> 201.72(+13.36 +7.09%)
    アメリカン航空<AAL> 17.64(-1.02 -5.47%)
    エレクトロニック・アーツ<EA> 118.73(-23.62 -16.59%)
    ASTスペースモバイル<ASTS> 19.00(-3.49 -15.52%)

    アップル<AAPL> 224.37(+0.54 +0.24%)
    マイクロソフト<MSFT> 443.11(-3.09 -0.69%)
    アマゾン<AMZN> 234.60(-0.41 -0.17%)
    アルファベット<GOOG> 199.98(-0.05 -0.02%)
    テスラ<TSLA> 415.97(+0.86 +0.21%)
    メタ<META> 627.10(+3.60 +0.58%)
    エヌビディア<NVDA> 144.78(-2.29 -1.56%)
    AMD<AMD> 122.42(-1.33 -1.07%)
    イーライリリー<LLY> 752.00(-1.98 -0.26%)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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