日本時間０時に発表になった１月のミシガン大消費者信頼感指数の結果を受けて、株安の反応が見られている。指数は７３．２と予想を下回る内容であったものの、それ以上にインフレ期待が予想を大きく上回った点に敏感に反応したようだ。これを受けて米株式市場でダウ平均は一時６００ドル超まで下げ幅を拡大している。

　この日の米雇用統計が米労働市場の力強さを示したことでＦＲＢの利下げ期待が更に後退し、株安の反応が見られていた。その流れの中で敏感に反応した模様。

＊ミシガン大消費者信頼感指数（1月・速報値）0:00
結果　73.2
予想　74.0　前回　74.0

1年先のインフレ期待
結果　3.3%
予想　2.8%　前回　2.8%

5-10年先のインフレ期待
結果　3.3%
予想　3.0%　前回　3.0%

NY株式10日（NY時間10:11）（日本時間00:11）
ダウ平均　　　42051.20（-584.00　-1.37%）
ナスダック　　　19031.46（-447.42　-2.30%）
CME日経平均先物　38955（大証終比：-295　-0.76%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース