（NY時間09:52）（日本時間23:52）
ＲＡＰＴ<RAPT>　1.83（+0.10　+5.73%）

　医薬品のＲＡＰＴセラピューティクス<RAPT>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を１０ドルとした。休み前終値よりも５倍以上高い水準。これは休暇前に発表された中国の済民可信製薬との独占ライセンス契約締結を反映させたとしている。

　アナリストは画期的な契約だと述べている。大きな利益を生むニッチ市場である食物アレルギー治療の開発を進める予定で、これは同社にとって長期的に大きな成長の可能性を秘めていると述べた。

【企業概要】
　炎症性疾患及びがんのアンメットニーズに対応する経口低分子治療薬の発見・開発・商業化に注力するバイオ医薬品会社。疾患の根底にある免疫反応を調節する高選択的低分子化合物の開発に取り組み、アトピー性皮膚炎や喘息などの炎症疾患、及び複数の種類のがんを対象に開発を進める。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース