2024年12月13日 3時29分
米家計純資産、7-9月も過去最高を更新
米家計の純資産は7-9月(第3四半期)に過去最高を更新した。大統領選を控え、株式相場が上昇したことが追い風になった。
FRBの発表によると、第3四半期の家計純資産は前四半期から約4兆8000億ドル増加し、168兆8000億ドルとなった。家計が保有する株式の価値が3兆8000億ドル上がった。一方、保有不動産の価値は約2000億ドル低下。1-6月は大幅に上昇していた。
7-9月にはFRBによる利下げやトランプトレードで、株式相場が上昇。11月5日の選挙以降もS&P500は最高値を更新した。
家計はここ数年の堅調な経済成長の主要な原動力となってきた。健全なバランスシートと力強い賃金の伸びが消費支出を支えてきたためだ。ただ、借り入れコストの高止まりや生活費の上昇を背景に、需要は鈍化するとエコノミストは総じて予想している。
今回の統計ではまた、消費者が7-9月期に借り入れペースを加速させていたことも明らかとなった。
株探ニュース
FRBの発表によると、第3四半期の家計純資産は前四半期から約4兆8000億ドル増加し、168兆8000億ドルとなった。家計が保有する株式の価値が3兆8000億ドル上がった。一方、保有不動産の価値は約2000億ドル低下。1-6月は大幅に上昇していた。
7-9月にはFRBによる利下げやトランプトレードで、株式相場が上昇。11月5日の選挙以降もS&P500は最高値を更新した。
家計はここ数年の堅調な経済成長の主要な原動力となってきた。健全なバランスシートと力強い賃金の伸びが消費支出を支えてきたためだ。ただ、借り入れコストの高止まりや生活費の上昇を背景に、需要は鈍化するとエコノミストは総じて予想している。
今回の統計ではまた、消費者が7-9月期に借り入れペースを加速させていたことも明らかとなった。
株探ニュース