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    2024年12月13日 2時26分

    ワーナーが大幅高 事業再編を発表 ケーブルとストリーミングを別々に=米国株個別

    (NY時間12:23)(日本時間02:23)
    ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 12.44(+1.62 +14.93%)

     メディア大手のワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>が大幅高。同社は本日事業再編を発表し、ケーブル事業とストリーミング事業を別の部門に分割することを発表した。

     同社はCNNやHBOの親会社だが、ニュース、スポーツ、台本のある番組、台本のない番組などのケーブルブランドを擁するグローバル・リニア・ネットワーク部門と、ストリーミング資産と映画およびエンターテイメントスタジオが含まれるストリーミング&スタジオ部門に再編する。同社は現在、HBOなどネットワークのオリジナルコンテンツ、映画、番組を配信するMaxストリーミングプラットフォームを所有。

     ザスラフCEOは声明で「新たな事業再編は、進化するメディア環境における将来の戦略的機会に備え、組織をより適切に整列させ、柔軟性を高めるものだ。これにより勢いを維持し、株主価値の向上に繋がるあらゆる可能性を検討しながら、機会を創出することがでる」と述べた。2025年半ばまでの導入を目指す。

     アナリストからは、「この動きは将来的にスピンオフを検討する可能性を示唆しているが、同社の利益の85%が従来型のテレビ事業に依存しており、実行は困難だろう」といった意見や、別のアナリストからは、「この新体制はスピンオフなどの将来の戦略的行動に柔軟性をもたらすはずだ。同社の事業に存在する大きな隠れた価値を引き出すための多段階プロセスの第1歩だ」との見解も聞かれた。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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